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桜姫高等学校 文化研究部(仮)  作者: 城雪 希藍
文化研究部Fail#001
3/7

文化研究部

第二音楽室に集まった5名。

5人の視線は鈴音の持つノートに集まっていた。

「ど…どうでしょう?」

弱々しく皆に聞いている鈴音。


「今回も上出来だ」

と、俺は彼女の頭を撫でる。


昨日の夜、彼の思い付きで始めたこの計画。大好きな彼女に負担をかけたくはなかったが、思い切って提案してみたのだ。



某SNSサイトにて

楓「ごめん。新入部員獲得の戦争について忘れてた(;ω;)」

翔「え?Σ(´д`)」

遙「え?Σ('∀`)」

歩斗「曲の構成はだいたい練ってあるから、歌詞次第だが(゜Д゜)」

鈴音「ごめんなさい。今手元には恋愛系の詩しかないよ(・ω・`)」



「歩斗、曲の方は?」

呼ばれ歩斗は頷く。

昨日の今日での事なので、明日までに間に合うのか不安だった。

「一時間程時間をくれ」



そしてその1時間後。


「よくやった!」

楓の声に合わせて、拍手が二人を包む。

「「ありがとうな(ございます)」」

最初から心配する必要なんてなかったのだ。二人は出来る。部長の自分が一番信じなければいけない。


しかし、これだけでは終わらない。

動画を作るのだ。詩と曲があっても、絵がない。字幕もない。



でも心配することはない。

うち(文化研究部)にはこの二人がいる。イラストと動画の編集。

二人は最も大変な作業を取り扱っているのかもしれない。

俺は二人を尊敬している。


二人がパソコンとにらめっこを始めてから、二時間が経った頃。

「できたぁぁぁぁあ 」

「「「お疲れ様 (です)」」」

「ごめんね皆 遅くなっちゃって」


イラストを書き続けた遥。

動画を編集し続けた翔。

二人の活躍により、この日の活動は夕日が落ちるまでには幕を閉じたのでる。

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