表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

じぃのおはなし

作者: 塩辛なめ子

今日は付き合い始めて1ヶ月になる彼女との初デートだ。

ちょっと張り切って早く来すぎたぜー。


プレゼントも用意したし、あいつ喜んでくれるかなぁ‥


今日のデートコースでもチェックしとくかなっと

おもむろにポケットから真新しいスマホを取り出し

ベンチに腰を下ろす


ん?


なんだこれ?


ベンチの下に落ちていた古めかしいそれに

俺は思わず手を伸ばしていた。


待ち合わせの時間にはまだ20分程早かった。


暖かい日差しの中一斉に鳥たちが飛び立った。


これこれそこの君!

そう、お前さんの事じゃ。



一瞬にして周りの音が全て無になったかのように脳内に響いてきた。


えっ?


急になぜか体がびくんっとなる。


声の方へ向くと

いかにも漫画にでも出てきそうな白髪のおじいさんが佇んでいた。


まぁまぁこれも何かの縁。

ゆっくりこのじぃの話を聞いていきなさい。


そう言うとじぃと名乗るそのじいさんは続けた。


長年生きてると色んな事見て来たから

今日は1つ興味深い話をしよう。


ものすごく胡散臭いにも関わらず

なぜだろう‥

なんとなく

そのじぃとやらに親しみを感じてる俺がいた


少しならと思い聞く事にした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ