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二次創作(えんげき部)

作者: 星乃旅途
掲載日:2026/03/26

※キャラ解釈違うかもしれません!

※ラムとフランクの絡みしかないです!

※若干フランクが可哀想な感じです!

クーレットが高熱を出した次の日の調理実習のお話…(普段は3人班)


「まったく、馬鹿は風邪引かないって言うけど、熱は出るのね」

『今日は俺たちだけか~...ま、俺とラムちゃんなら大丈夫でしょ!』

「あんたが足引っ張らない限りね」

『大丈夫だってば~』

「早く始めましょう」


ラムちゃんは痺れを切らしたようにそう言った。けど、俺はそれどころじゃなかった。クーレット君が倒れたお陰で、今日の調理実習はラムちゃんと二人きり。そう、これはラムちゃんにいいところを見せつけるチャンス!今日作るのは、牛肉の赤ワイン煮込み。予習もしてきたし、レシピも手順もインプット済み!よーし、張り切っちゃうぞー!


『じゃ、ラムちゃんは調味料合わせててくれる?俺は牛肉のカットと鍋の準備するから』

「わかったわ」


えーっと、牛肉は一口サイズ...。このくらいかな、いや、ラムちゃんが食べやすいように小さめに切ろーっと。よしよし、いい感じ。


「ねえ、」

『ん?どうしたのラムちゃん』

「今日はクーレットが休んでるんだから、分量は二人分でいいわよね?」

『あー、たしかにそうだね、そうしよっか』


危なかった。いつもみたいに三人分切るところだった...。気を付けないと。


「それと、調味料は合わせ終わったから。先に鍋の準備をしてるわね」

『あ、ごめんねラムちゃん』


しまった、普段より時間かけすぎちゃった。ラムちゃんを待たせるわけにはいかないから、早く切らないと...。…!!


『いたっ!!』

「ちょっと、大丈夫!?」


いててて…久しぶりに指切っちゃった...。でも、これ以上ラムちゃんに迷惑かけるわけには…。


『大丈夫だよ、傷浅いし、ちょうどお肉は切り終わったから』

「はあ、大丈夫でもちゃんと洗いなさい。残りの手順は私がやるから」


今日は何だか、ことごとく上手くいかないなぁ。頼もしいラムちゃん、かっこいいな~...。なのに俺は…


『ほんとごめんラムちゃん!』

「ふん、」


いや、後ろ向きに考えてたってしょうがない。何とか挽回しないと...。何かできることは…


「ねえちょっと」

『どうしたのラムちゃん?』

「あんた、煮込み加減くらいは見れるでしょ?」

『え、うん』

「私は煮込み加減を見るのが苦手なのよ!だから、仕上げは任せるわ」

『よし、俺に任せて!』


今度こそ、絶対失敗しない。完璧な煮込み加減を見極める!


まずは弱火で15分ほど煮る…、それから、野菜とかを入れて、更に30分くらい煮る…



数十分後…



『よし!出来た!』

「見た目は悪くないわね。味は…」


俺は内心結構ドキドキしていた。自信はあるけど…これ以上失敗して、ラムちゃんを失望させる訳にはいかないと思っていたから。


『どう?』

「…少しお肉が硬い気がするわね...。」

『え、嘘⁉』


今日はやたらとうまくいかなかった。想定外とも想定内とも言える反応に鼓動が早くなる。肉を口にしてみると、たしかに少し硬かった。原因は多分、三人分の煮込み時間で計算してたことと、小さく切ったせいで、肉に火が入りすぎたこと。


『ごめん…ラムちゃん…俺、ラムちゃんの足引っ張っちゃって…』

「謝る程じゃないわ。私もあんたに任せっぱなしだったし…」

『いや、それは…』

「ねえ、あんた、今日ちょっとおかしいわよ」

『え、』

「ミスもそうだけど、普段のあんたならもっと笑って誤魔化してるじゃない。気負いすぎよ。クーレットがいない分、頑張ろうとしてたんでしょうけど…」


ラムちゃんに言われて、もう自分の中で答えは出ていた。違うよラムちゃん…今日俺が空回りしちゃったのは…


「はあ、私もいるんだから、もっと私も頼りなさいな。」


ごめん…じゃないか、


『ありがと、ラムちゃん』

「でもまあ、私はこれくらいの煮込み加減のほうが好きよ」

『え、まじ?』

「私はあんた(フランク)と違って、てきとうな噓なんかつかないわ」


少しだけ、心が軽くなったような気がした。それでも、うるさく心臓が跳ねていた。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回作は未定です!

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