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おう

昨日書く気力が無くて今日投稿しました…。

早めに出来たので早めに出します!


「外だ〜〜〜〜!!」

「そんなに喜ぶ事か…?」


(ホント、上りはキツかった!!!それより…)


「もう夕方か」

 キョトンとした顔をするヴァン。

「地下室とここの時間はズレているからな。今日はたまたまここの方が流れが早かったんだろ」

「…えっ?」

 平然と言い放つヴァンに対して『信じられない』と思う。

「腹も減ってないだろ?」

「確かに…!」

 

(丁度昼時くらいの時に出て、昼飯食い損なったけど腹減ってない!!?)


「よっ!ソウヤ!」

「へ?」

 声がした方向を見ると、エヴァンさんが『家族のスーパー』と書かれたビニール袋を左手で持ち、右手を挙げていた。

「え…」

 硬直してしまう俺。

「エヴァンさん?」

 ヴァンが俺が言いたい事を代弁してくれた。

「おう!この学園の裏の林の奥に俺等の根城があるから、そこに向かう途中だったんだ!」

 ちゃっかり説明もしてくれた。

「それと、ヴァン?だったけか、敵同士これからよろしくな」

 ヴァンに手を差し出し、握手を求める。

「私は貴方様の大事な人の母親を殺したと言われている人なんですよ?」

 握手には応じないらしい。

「ルカが葛藤に葛藤を重ねた結論が殺す事だったんだろ。それにお前よりも止められなかった俺の方が非があるじゃねぇか。だから、よろしく☆」

 ヴァンの右手を取り、無理矢理握手する。

『ルカ』とはルルカの事を示しているらしい。

「え?知ってたんですか?」

 ようやく硬直状態から戻り、質問する。

「おう」

 握手が終わったのか、ヴァンから手を離す。


(『おう』って軽すぎないか…?その事についてルルカとルルが派手に喧嘩?したんだぞ…)


「知っていたんですね…なら、どうしてあの場でルルカ様が母親を殺さなければならなかった理由を言うなり、庇うなりしなかったんですか?」

「あぁ、それはな、ルカがあえて言わなかったなら言う必要も無いし、俺は()のルカの味方だし。何もしなくて良いかなぁって」

 あっけからんとした様子でハッキリ言い放った。

「「…………」」

 呆然とする俺達。

「おっと、そろそろ帰らねぇと夕飯が遅くなっちまう!またな、2人共ーーー!!」

 目にも止まらぬスピードで学園の裏の林に飛び込んで行った。

「嵐のように去っていったな…」

 ヴァンがボソボソと呟いた。


  〜ルルカside〜

「お帰り」

「お帰りなさい!」

 仏頂面の私と、ニコニコ笑顔のクレア。

「ただいま〜。ほらよ」

 1週間分の食材が入った袋を受け取る。

「ありがと」

「どういたしまして」


(夕飯のメインは何にしようかな…)


 その辺に散らばっていた鉄屑を綺麗にして作ったキッチンに行き、クロから受け取った食材達を簡単な冷蔵庫と化した段ボールに入れていく。

そうこうしていたらクロが珍しく入って来た。

「そういえば、ソウヤとヴァンに会ったぞ!」

 キッチンに入ってからの第1声にゴトンと大きな音が手元からなる。

今日の夕飯にしよう思って洗っていたカボチャが落ちたようだ。

「え?なんて?」

 カボチャを拾い軽くはたく。


(聞き間違いかもしれない…!きっと!多分!!絶対!!!)


「だから、ソウヤとヴァンに会って、話してたんだよ」

 バキィと音を立ててカボチャを割ってしまった。


(今日は、カボチャのスコップコロッケだな…)


 悩んでいた夕飯のメインが決まった。

「はぁ〜〜〜〜」

「何でそんなに長〜〜く溜息をつくんだよ!?」

「頭痛が痛い…!」

「珍しいなルカが同じ意味を重複して使うなんて」

「それぐらい気が動転してるんだよ」

「ヴァンと握手して来た」

「はいはい。良かったねぇ!」

「そういえば、お前が前に言ってた『あにめ』と『にゅういん』はどうなったんだ?」

「アニメと入院ね。ここ、スマホはあるのにアニメが無いからオタ活出来なくて残念だって言う話と()()で入院してたって話」

「『にゅういん』…?」

「悪魔は大怪我しないもんな。病院すら無いし、辛うじて医者が王宮に居たけど…それくらいだな…」

「『おおけが』?『びょういん』?」

 目を白黒させているクロ。


(推しが今日も可愛い)


 内心はデレデレしているのだが顔に出さぬように全表情筋を総動員させる。

クロの頭を軽く撫でてやった。

「分からなくて当たり前。それと、この事はソウヤに言っては駄目だよ?」

「分かってるって!」

 満面な笑顔。

「不安だ…」

 

(めっっっちゃ可愛いんだが…!)

ちょこちょこ手直ししてますので読み返してくれると嬉しいです!!!

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