今から!!?
「…!」
「皆様戻りしまたね。これが王妃殺しの事の顛末ですよ」
ヴァンは平然と言っているが額に汗を浮かべていた。
「そんな…!お母様…」
「エヴァン様があちらにつく理由が分かった様な気がします…」
ルルとノアさんは顔をやや青くして言った。
「………」
「奏夜?大丈夫か?」
「ヴァン。ルルカ、ホントに死ぬ気なんだな」
「そうだな…。王族が人を殺しても罪にはならんが、ルルカは許せなかったんだろうな…」
「…………」
「それを止めさせたいなら前世を思い出す事だ。そうすれば自ずとルルカを止められるだけの力が付く」
「……!」
(俺を助けてくれて生きる理由をくれた大切な人が死のうとしている。これは何かの罰なのかもしれない…。自殺なんて馬鹿げた事をした罰。それでも…)
「どうやったら思い出せる?どうしたらルルカを止められる?その全てを教えてくれ、ヴァン!!」
「フフフ、分かった。2日間で強くしてみせよう。まずはこれから元貴族学園…オレ等が通っていた学園に行くぞ」
「あぁ!!」
「今から」
「今から!!?」
「善は急げ、思い立ったら吉日だぞ?」
「わ、分かった!」
「転移するからこっちに来い」
スススと近づく。
淡い光が俺達の周りに浮かび上がる。
あっと言う間に廃れた学園に着いた。




