死なないでくれよ?
(う〜ん…?ホントに何でルルカは母親を殺したんだ?)
「奏夜」
(母親が『主人』なんだろ?それを殺すって相当な事があったのか…?)
「奏夜ー?」
(それとも、心の中ではずっと『殺したい』って思ってたのかな?ルルに対して酷い事言ってたし…)
「奏夜?」
痺れを切らしたのか顔を覗こんできた。
「ぎゃあっ!!!…あ、ヴァン…」
「考え事を邪魔して悪いんだが、今日オレは『敵』としてこの家に来るから、死ぬかもな。だから、最後に挨拶を…」
「………だ」
「うん?」
「死んじゃ駄目だ!!自殺した俺が言う事でも無いけど!でも、駄目だ!!」
「いやいや、オレは初対面でお前に銃を向けて本気で殺そうとした人だよ?」
「それはそれ、これはこれだ!!それに今は友達になったから死なれたら…」
「『死なれたら…』?」
「俺も後を追う!!」
「え?それは止めてくれ!!」
「俺も同じ気持ちだ」
「分かった、分かったから死なないようにする!」
「そうしてくれ!!」
「まぁ、それ以前にルルカはオレの事を殺してはくれないだろうな…」
「ん?何か言ったか?」
「何でもない。それより朝ご飯の時間でだろ?」
「おっ、そうだな。それとホントに死なないでくれよ?ヴァン」
「分かった。善処する」
「善処じゃ駄目だ」
「死なない様にしま〜す」
「よし!それじゃまたな」
「あぁ、また夜に」
俺は急いで部屋から出た。
(そういえば、何でヴァンは『敵』として来なければならないんだ…?)
遅くなりまして、大変申し訳無いです…!




