何でかねー?
「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!あ?…あれ?」
「!!?」
落ちたものだと思って叫んでたが、自室のベッドに居た。
「だ、大丈夫か…?」
「へ?あ!ヴァン!!!」
「叫ばなくても聞こえるぞ?」
ベッドに転がっている俺の近くに腰掛けるヴァン。
「お!いいの貰ったな」
「…?」
ヴァンが指差す方向を見ると、俺が握っているネックレスだった。
「!!?」
(俺、何で持ってんの!!?)
「魔王妃に貰ったんだろ?心地が良い魔力だ。ホント、そんだけ澄んだ魔力持ってんのに冷酷無慈悲なのは何でかねー?」
「俺に聞かれても知らん!」
「まっ、そうだろうな。今は」
「それより、これどうしよう…!」
「毎晩着けて寝ると良いぞ。そうすりゃあ、意識が飛んだまま戻らない、なんて事は起こらない」
「…分かった。毎晩、忘れずに着けるよ」
(ちょっと…いや、大分怪しいけど…このネックレス)
「ルミ様…か。なんか聞いた事がある…」
「魔王妃だからな、有名なんじゃないか?それにルルカとルルの親だし」
「……う〜ん…?…そうだ!!ルルカが魔物と戦った後の暴走した時に言ってた!!!」
(引っ掛かっていたのが分かってスッキリ〜〜!!)
「そんな事より、昨日ルルが言ってた『お母様の敵』と『そういう事になってる』ってどういう意味なんだよ?」
「あぁ。ルルカが魔王妃、つまりは自身の母親を殺して、悲しみと解放感で固まってる時にオレが来て、ルルカが泣き崩れたから慰めてたら、その後直ぐにルルが来て人殺し扱いだな。自分の姉は見えなかったらしい」
(何でルルカは母親を殺したんだ…?それより…)
「あの毒親死んで当然では?しかも、被害を受けてたルルが庇うってどういう事だよ…」
「さぁ?分からないがアイツ等からしたら一応母親だし。そこら辺の情はあったのかもな」
「あぁ〜、なるほどー!」
遅くなりました…!




