美人の怒りは怖い!!!
「さて、何か私に聞きたいことはあるかしら〜?」
(聞きたいこと、か…。色々ある筈なんだけど…この状況にビックリしまくってて、出てこねぇ…!)
「無い?なら、この状況について説明してあげる〜!貴方の魔法は『過去に干渉する』事。それに、その魔法をあげたのは私だから、貴方を話せるようにしたのよ〜!」
「???」
(この魔法は『過去に干渉する』って事だったんだ…。てっきりずっとルルカが昔の夢を見てそれに入ってるのかと思ってた…)
「後、上手い具合に過去に干渉出来ないと意識は戻らないから〜!」
「え!!?」
「ウフフフ。その反応、想像通りで笑えるわ〜!」
ルミさんは鈴が転がるように笑う。
「………」
(なんて言うか…。全てこの人の掌の上って感じでムカつくな…)
「だ・か・ら、貴方にこれをあげるわ〜」
「はあ、ありがとうございます…?」
俺の手に小瓶に土と淡いピンクの花が入っているだけのネックレスが乗る。
「土はね、魔法を少し手助けする力があるのよ〜!」
「そうなんですか?」
「えぇ、お花は飾りだけど。それと、その花は水を与えなくても生きていけるようにしてるから」
「ありがとうございます」
「お礼なんて良いのよ〜!それより、ルルは元気?」
(一応、気にしてはいるんだ…!)
「はい!元気ですよ、今日も俺の魔法の練習に付き合ってくれましたし」
半ば強引にだけど。
「そう。まだ死んでないのね。我が家の恥さらしなんて早く死んでしまえば良いのに…」
「ちょっと、それは…!」
『無いんじゃないですか?』の言葉を続けようとしたら物凄い形相で睨まれた。
(美人の怒りは怖い!!!)
「ナンデモアリアセン」
「なら良かったわ〜!そろそろ私も用事があるから。バイバイ〜!」
「あ、はい。バイバイー。うん?ギャアッッッ!!」
床がガラガラと崩落し、為す術なくその穴に落ちていった。
遅れてすみません!!!




