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作戦

あまあま登校


よし!里志くんに言われた家に迎えに行って一緒に登校できてる!なんか久しぶりだな〜海と一緒に学校行くの·····でも本番はここから、


「そう言えば親が2人とも旅行に行っちゃったんだよ、普通子供に話してから行くよな?」


「あ〜今日お母さんから聞いたよ、なんかあったらなんでも言ってねって言ってたよ」


「悪いな、なんか迷惑かけちゃって」


「平気、平気」


里志くんから言われた作戦をやらないと、でも恥ずかしい///·····いやいや、恥ずかしがってたら変わらないし

やるしかない!


「う、海」


「ん?どうした?」


「その〜今CMのオファーが来てて」


「おぉ!良かったな」


「そ、それで腕に抱きつきながら歩くシーンがあるんだけど、その〜練習としてやらせてもらったりって.....」


よし!言えた言えた!あとは海の返事次第だけど·····もしこれで断られたりでもしたら恥ずかしすぎる///里志くんは絶対大丈夫って言ってたけど


「そのくらい別にいいけど、みつきのファンの人とかに誤解とかされて良くない噂とかされないのか?」


「大丈夫大丈夫、バレないように変装道具持ってきてるから!」


「なるほど」


バッグから、マスクと私と同じ髪色のショートカットのカツラを取り出して、装着した。マナージャーさんが用心深い人で「もし男と歩く時があったらこれをつけてください」と言われて渡されたものだ。さすがにここまでしなくてもいいとは思うけど.....


とりあえず断られなくて良かったー!さすが里志くん!海のことよくわかってるな〜、で、でも海のことを1番知ってるのは私だから!


「凄いよな〜それ、別人に見えるよ」


「これなら平気でしょ?」


「そうだな」


「じ、じゃあ行くよ」


いいんだよね!?ほんとに抱きついちゃっても変装してるしバレないよね!?


「なんでそんな緊張してんだよ、そんなんじゃ本番でOK貰えないぞ?ほら早くしろ〜」


「うん、行くよ」


「来い来い」


わ〜久しぶりに海の腕に抱きついた気がする!保育園の時とかは何も気にせずベタベタくっついてたのに成長していくにつれてだんだん出来なくなっちゃったんだよね。


昔はもっと腕が細かったのに今はなんかゴツゴツしててたくましくなってる。今凄い恋人っぽくない!?

海の彼女になったらこれが毎日できても、もっと凄い事も出来ちゃうって、えへへ///


「そう言えばみつきなんか作戦考えてきてくれたか?」


「え?作戦ってなんの?」


「昨日俺があんこに恋してるかもって話をしただろ?」


「あ〜それね」


腕組むことが出来て喜んでたけど海が好きなのはあんこちゃんなんだよね、でも多分って言ってしどうにかして恋じゃない方向に持ってかないと、


「でもまだあんこちゃんの事好きってハッキリしてる感じじゃないんでしょ?」


「う〜ん、昨日も言った通り今まで恋とかしたことないからこれが恋か分からないんだよな〜」


「じゃあとりあえずハッキリさせた方がいいかもね」


「ハッキリって言ったってどうすればいいんだ?」


「それをこれから考えよう!」


「わかった、ところでみつき」


「ん〜なに?」


「もう学校に着いたんだけど」


「そ、そうだね!」


あ〜海の腕に抱きつく時間が〜家から学校までが近いせいで少ししかくっつけなかった、でも久しぶりに海とくっついて歩けて幸せだったな〜マスク付けててよかった〜こんなダラしないかを絶対に見せられない!


「みつき変装してるけどどこでそれとるんだ?」


「トイレにでも行って適当に...」


「でも今のみつきがトイレに入って出てきたのが普段のみつきだったら気づく人は少なからずいるんじゃないか?」


「確かに」


そこまで里志くんに聞くの忘れてた!確かにトイレに入った人が別人になって出てきたらおかしいとも思うのが普通だよね、かと言ってこのまま授業に出たら変装してた意味が無いし、どうしよう


「あぁ、でも人が滅多に来ないところなら1つあるぞ」


「どこ?」


「校舎裏」



いや〜遅くなってすいません。ちょっと色々あって投稿が遅れました。今回はみつきちゃんが頑張ってましたね!ショートカットのみつきちゃんもきっと可愛い!

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