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プロローグ
年度末の会社の歓送迎会が終わった後の帰り道に、僕は自動車事故に巻き込まれ・・・死んだ。
25年の長いようで短いような人生を終えてしまった。
・・・・・・・・・・・・。
目を開けると、ペンションのような天井が見えた。
・・・そうか、僕は転生したのか。
自分の体を動かそうにもうまくできない。
寝転がることもできない。
もしやと思い自分の手を見て、赤ん坊の手だとわかる。
でも男か女かまだ分からない。
すると、桃色のショートカットの大人の男性が部屋に入って来るや僕の髪を優しくなでる。
「リーヴェルよ、立派な男になれ。」
その言葉だけで分かった。
彼が僕の父親なんだと。
はじめまして。
小説を投稿するのは初めてで、少し緊張しています。
1人でも多くの人に読んでいただければ幸いです。