32. 追補-誤字報告機能
2018年11月27日に、誤字報告機能が追加されました。
●一度に大量に誤字報告が来ている場合など「えいや」で確認しないで「すべて適用」すると、誤字でないものや余分な文字などが含まれていることがよくあります。注意してください。適用前に、必ず内容は軽くでも全部目を通したほうが絶対にいいです。
■読者、報告側
各話ページの右下に「誤字報告」のリンクが追加されています。
作者が「無効」に設定している場合にも、リンクは表示されますが、リンク先で受け付けていないと表示されます。
小説のあらすじ目次ページにはリンクがありません。
機能実装以前の作品では「無効」になっているので、有効にしたい場合は、ひとつの小説毎に、小説情報編集の下のほうにある、ラジオボタンで有効にする必要があります。
機能実装以降の新しく書いた小説では、デフォルトで「有効」になっています。
新規で誤字報告なんか怖いという人は手動で無効を選んでください。
過去作品の小説情報編集を更新すると小説の投稿済み一覧の更新日時が更新されるため、ユーザーページの投稿済み小説の並び順が変わります。投稿順などに並び替えはできないので、並び順を変えたくない場合は、古いほうから順番に変更するといいでしょう。
なお、他のユーザーから見える小説情報ページ下段などの「同一作者の小説」の並び順には影響しません。こちらは最終投稿日時順らしいです。
この機能は、登録ユーザーのみ報告ができます。
特に意味はありませんが、作者自身が自分の作品に報告することもできます。
自分の作品を読んでいて修正フォームまで移動するのが面倒なときにも便利といえば便利かもしれません。
誤字報告画面では、任意の1行を選択します。クリックすると入力フォームが出てくるので、文章を修正し、決定で仮確定をします。大丈夫です。まだ送信はされていません。
仮確定されると、間違った部分が横線灰色になり、追加した文字が黄色で表示されます。
1ページ内なら何行でも修正できそうです。
ただし1行のうち、修正可能なのは200文字以下だそうです。
また間違った改行、行を統合、またいだ修正はできません。特定行を削除するような修正を出しても、改行だけ残そうとするとエラーになります。
改行を追加する修正も受け付けず、改行が無視されます。
ルビを修正すると一時的にルビ表示が解除されることがありますが、作者が修正を適用したあとはちゃんとルビに戻るので、問題ありません。
同じ行を修正→決定→修正→キャンセルとすると、最初の修正も無効になり未修正に戻るため注意してください。
最後に本文の下に、送信ボタンがあるので押すと確認画面に進みます。確認して送信してください。
送信した後、報告者への返信メッセージや報告内容の参照などのフォローは一切ありません。忘れたくない場合は自分でメモなどを取りましょう。
明らかな間違いの修正候補のみを実直に直してください。その際、余分なことを書くと、作者が適用する段階で、その追記した文字列が本文に適用されてしまうので、「理由」とかをいちいち書く必要はありません。
修正案が微妙な場合などは、感想枠なりメッセージなり作者の求める方法で連絡したほうがいいと思います。
この文章のようなフォーマットの違いが作品全体に及んでいるようなときに、誤字報告で逐一指摘するようなことはやめましょう。
フォーマットに関しては、作者が一定のルールで書いていると分かる場合で、明らかに間違っていたときなどに限定して報告しましょう。
ちなみにタイトル、あらすじ、タグ、前書き、後書きなどの誤字報告はできません。
すでに同じ修正内容が報告されていた場合は、重複して報告されないようです。そのように確認画面にメッセージが出ます。
複数話の誤字報告画面を同時に表示して、それぞれ報告しようとするとCSRFのエラーが出ます。1話ごとに順番に報告しましょう。
■作者側
誤字が報告されると、感想などと同じように、作者マイページのトップに「新着誤字報告があります」と赤字で表示されます。
なお、報告完了から作者通知まで若干のタイムラグがあります。
赤字のメッセージはクリックすると誤字報告画面に移動して消えます。それ以降に誤字報告が見たい場合はスマホでは「コメント>誤字報告」のメニューに入っています。PCではホーム画面の右側メニューの中央下に「通知、誤字報告」というところからアクセスできます。
作者側の誤字報告画面では、複数行一度に報告されても、1行ずつバラバラに報告が来ます。
それぞれ、適用するか、全文を表示するか、削除するかのボタンがあります。
すでに修正したり内容が書き変わっていた場合は、適用できないようです。あきらめて、手動対応して報告は削除しましょう。
報告者のIDは通知されます。いたずらすると誰か分かるということです。ご注意を。
報告はNコード順、新着順、古い順、報告者ID順、報告者XID順、から選べます。デフォルトは新着順です。
チェックボックスで、一括適用、一括削除もできます。
修正を適用すると、普通に各話の本文を修正したように、改稿日が更新されます。
適用するとその報告は削除されてしまいます。お礼とかを言いたい場合には先にIDをメモっておきましょう。ただ多くの報告者は返事が来ることを想定していないのでびっくりさせてしまうかもしれません。
PCなどに元データがある場合にも、修正内容を先に元データに反映するなどしないと、どこを修正したかよく分からなくなる恐れがあるので、注意してください。
気に入らない修正報告は、修正を適用せずに、削除すれば問題ありません。
適用または削除をしても、報告者には特に報告通知などはいかないようです。
大量の修正がある場合、単純な手動作業で、元データに反映するのは至難の業です。
こういうものは半自動化するのがいいと思います。
作者専用の作品ページから「バックアップ作成」で修正前を保存しておきます。
次にその作品の誤字報告を次々と適用していきます。
適用が終わりましたら再び「バックアップ作成」で修正後を保存しておきます。
そして前後のzipファイルの中身をそれぞれ別のファイルとして展開したあと、「WinMerge」や「gnu diff」またはwebサイトの difff.jp などを使うと、差分がひと目で分かります。
これらをコピペで元データを更新していきます。
元データがテキストファイル(.txt)であった場合には、元データの修正前後のファイルを再びdiffツールで表示することで、修正抜けなどをすぐに見つけることもできます。
(2021-10-12修正)
読者の方の情報によると、作者側のNGユーザーに登録されている人は感想などと同様に誤字報告ができません。
(修正ここまで)
報告者名は分かりませんが、誤字報告にはIDのみ表示されます。このIDというのは、マイページのURLの末尾
https://mypage.syosetu.com/492225/
の492225の部分がIDです。
ノクターンなどR18側ではXIDが表示されるようです。
特定の人をNGに登録するには、PC版では右上「設定変更」で出てくるポップアップの「ブロックユーザー設定」のページから追加で次のページでその数字を入力すればブロック=NGに登録ができます。
スマホ版では、ホームの「その他」「ブロックユーザー」でIDを入力すればできます。




