18. 掲載日時、更新間隔
10万文字などを分割していたとしても一度に全部投稿しないようにしましょう。一括投稿はほとんど、まったく見てもらえないです。
2、3千文字ごとに区切って書いたものを、分けて毎日投稿が推奨です。
これは2万文字ぐらいでも短編にしないで、場合によって2千 x 10話で10日で完結のほうが伸びることもあります。
はじめのうちやブクマ数が少ない場合は、0分ちょうどよりも毎時10分ぐらいがいいと思われます。
これは0分には予約投稿が投稿され、新着が流されるからです。
この新着とは、単純な新着順のほかに、キーワード検索の新着順にも影響してくるので、意外と重要だと考えられます。
TOPの新着枠は10分程度しか表示されないので、ほとんど誤差みたいなものでしょう。
投稿時間は、17時から午前0時の間ぐらいがいいと思います。朝の通勤通学時間を狙う人もいます。
筆者は真夜中でなければ、いつでもいいと考えています。真夜中は本当に人がいません。
ただ集計時間を見て、どのタイミングならランキングに載れそうかは観察するといいと思います。
投稿後24時間の範囲をうまくランキングに集計したいなら集計時間直後の7時、13時、19時前後に投稿するといいかもしれません。
なろうの集計は時差があり、あまりよくないので、モヤモヤするかもしれません。
毎時の予約投稿でも、別に問題ありません。ただ、同じ時間には同じ読者が集まっていることが多いので、ブクマ数は投稿時間がばらけていたほうがいい場合もあるようです。
(2023年1月15日追記)
2022年12月13日に予約投稿システムが修正されて、予約投稿分は検索や小説情報から除かれました。以下は古い内容です。すべて予約投稿しても公開分の文字数しか見れません。
逆言うと「10万文字予約保障」などが外部から見えなくなってしまったとも考えられます。
(追記終わり)
(開始早々、同じ毎日投稿でも予約投稿ですべて済ますと「1話 10万文字、ブクマ0」というような小説情報が表示されます。文字数は未公開分の予約投稿したすべての文字の合計になるからです。
そのため、不人気のなんか冴えない小説に見えることがあります。
予約投稿するとしても最初にすべて済ませないで、文字数を調整しながら少しずつ解放したほうが、読者から見た感じはいいです。)
可能なら毎日、手動で適当な時間に投稿するのが一番よさそうです。
長期的なブクマ評価が増えるには「毎日更新」が有効とされています。
PVが伸びてきたら休まず毎日更新すると効果的です。一度途中で更新停止すると、再開しても伸びなくなることはあります。
通称「連投」について。
同日に何回も投稿したほうが日間ランキングに載る可能性は少しだけ高まります。最低でも1、2時間程度間隔は開けるほうが効率的です。極めて短時間に集中投下しても意味はありません。ランキング上位に載るまで1日に集中して投稿します。中途半端な回数投稿してランキング上位に載らないなら、作品寿命を縮めストックの無駄なので、それなら1日1回のほうがマシである場合も少なくありません。
連投はある程度、新着でブクマがつくような作品を前提にしているということです。
日間ランキングに入ればチャンスです。ランキング上位、カテゴリ5位以内になれば飛躍的なブクマの伸びが期待できます。
やるのであれば短時間連投よりは朝、昼、夜更新のような感じのほうがおすすめです。
「ストック」について。
連投をするなら、それなりの「書き溜め」=ストックが必要です。
掲載前には10話から20話、多い人では10万文字は必要でしょう。
連投しなくても毎日更新などの場合も、余裕を持たせるため、最低でも5話程度のストックを確保しておくのをおすすめします。
ニート、無職でも筆が乗らない日はありますし、社会人ではどうしても書けない日も出てくると思います。毎日更新のための保険のようなものです。
ただしストックを書きすぎると、掲載した後の感想などの反応がとても悪く軌道修正をする場合に困難、修正不可能になる場合も少なくありません。
ただそれだけ反応が悪ければ、ブクマ数などにも響いていると思うので、その作品はあきらめてそのまま連載して、他の作品で高ブクマを目指すというのも手です。
エタが怖い、あとで軌道修正などもしたくない、または途中でくじけるのが怖い場合など、「最後まで書いてしまう」フルのストックを溜めてから毎日なり掲載するという方法もあります。
忙しい人、遅筆だという人や、しっかりした推敲をしたい人などは全部書いてから掲載がおすすめです。