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モノクロ〜白鬼と黒鬼〜  作者: 五臓六腑
一章〜門出に笑う鬼〜
11/16

10.我等〝鬼組〟成リ



昼休みの屋上で、春の眠りを妨げるように携帯が鳴り響く。予期せぬ着信で起こされた春は、ポケットから携帯を取り出した。

烏天狗と表示された画面を睨みながら、春は仰向けのまま電話に出た。


「何?」


気持ち良く寝ていた所を起こされたので、少し不機嫌になり無愛想に言葉を投げつける。


「春宛の荷物が届いたんだが……呉服屋からだ」


以外と早く呉服屋から届いた事で、一瞬で機嫌が良くなった。通販ではないが、頼んだ商品が届くのは誰でも心踊ってしまうものだ。


「そぅか〜来たか〜。そうだ烏!今日から出勤するから」


初出勤も勝手に決まり、気持ちが高ぶり子供のように無邪気に喜んだ。烏天狗がまだ携帯の向こう側で何か喋っていたが、気付かないまま強制的に電話を切った。


隣で寝ていたクロミを高く抱き上げて、この嬉しさを共有する為その場をクルクル回った。しかしクロミは乱暴に起こされかなり不機嫌になった。


「何で起こすの?バカッ!!キライッ!!」


怒ったクロミが能力を発動し、ゆらゆらと闇の腕が現れた。


「あっ…ちょっと待てーー」


冷や汗をかく春を無視して、その闇は春の頭に狙いを定め思いきり殴り付けた。春は地面にへばり付くように勢いよく倒れ、春の手から離れたクロミは綺麗に着地した。

痛みに耐えながら春はゆっくりと起き上がり、クロミに今日の予定を話した。


「ク、クロミ、今日からバイト始まるぞ」


流石の春でもクロミの闇はかなり効いたみたいで、殴られた頭の存在を確認するようにさすっていた。


「ホントに?!クロミ楽しみ〜♪」


両手を胸の前で合わせ、ピョンと飛び跳ねた。

すぐに敵を殺しそうなテンションで喜んでいる。


「いいか?俺の許可なく能力使って攻撃するなよ」


「オッケーだよ〜♪」


相変わらず軽いノリで返事をするクロミだが、春はクロミに一番の信頼をおいている。

昼休みが終わりに近づき、二人は教室に戻り席に着いた。すると茜がモジモジしながら、こちらを見てくる。


「沢木君、放課後暇?もし良かったら一緒に帰らない?」

(お願いッ神様!沢木君と一緒に帰らせてッ!)


「あ〜…悪い、今日からバイトあるから無理」


「へっ?あ〜そうなんだ……ねぇ、何のバイト始めるの?」


「ヒミツだよ〜♪」


春に代わってクロミがいたずらに答えた。

夜行のバイトの事は絶対に人に教えるなとクロミに教えてある。例えそれが千代であってもだ。


(気になるな〜…)


少し残念そうな顔をする茜だが、こんな事でへこむ女ではない。


放課後になり春とクロミは、高ぶる気持ちを抑えいつものように手を繋いでビルへ向かった。


「おっ、結構マシになってるじゃん」


扉を開けると、正面にはソファーが対面に二つ置かれ、その間にテーブルが設置されていた。奥にはソファーを見張るように大きな机が置かれている。総合的に見て、烏天狗のセンスが認められた瞬間だった。


「早かったな。と言うより早く来すぎだな」


黒い高そうな椅子がくるりと回り、烏天狗が姿を現した。

その漂う雰囲気は、まるで何処ぞの社長のようだ。

土足禁止になっていたので、春達はスリッパに履き替え部屋にあがると、


「何で烏がそこに座ってんだよ?」


素朴な疑問を烏天狗にぶつける。夜行のリーダー(一人だけなので)である春が、社長の椅子に座るのは当然だと思っていた。しかし烏天狗は正論を言って反撃した。


「この夜行の責任者は私だ。春がいくら強くても、所詮はバイト止まりだからな」


「…どうやら最初の犠牲者はテメェみてぇだな?!」


本当の事を馬鹿にされた様に言われ、春はしきりに指を鳴らし戦闘態勢に入った。

夜行に入っても何一つ変わらない春にため息をつき、烏天狗は荷物の存在を思い出させる。


「はぁ……それより荷物はどうするのだ?一応上に運んでおいたぞ」


烏天狗も春の扱い方が解ってきたみたいで、春はハッと我に返り荷物の事を思い出した。しかし好奇心が勝っていて、荷物よりも先にガラリと変わった部屋を見て回った。

二階は応接室がメインになっていて、奥の方にトイレと給湯室があった。玄関近くの階段を登り三階へ行くと、まだ手付かずの広いスペースがあり奥の壁側にはロッカーとベンチが並べてあった。そしてシャワールームも作られていた。


「ここに住めれるじゃん…」


まさかここまで完璧な環境を作るとは考えてもいなかったので、春は思わず感嘆の声を漏らした。

すべて必要なものが揃えてあり、以外に烏天狗は気の利く奴だと判明した。


「とりあえず着替えるか…」


感謝の気持ちを他所に、春は早速届いた服に着替え始めた。

作務衣を着るのは久しぶりの様で、肩を回して動きやすさを確認する。次に地下足袋を履き、これも足首を回し動きやすさを確認した。普通の運動靴より裸足の感覚に近いため、春は好んでこれを選んだようだ。


最後に黒い法被に袖を通し、太めの白い綱を腰に巻いて準備が整った。

法被の背中には赤い太文字で〝般若〟と書かれていた。ちなみにクロミの法被には〝小鬼〟と書かれている。

着替えが済んで、二階のソファーで煙草を吸いながら、壁に取り付けてあるテレビを見て時間を潰していると、


「まるで庭師みたいだな…」


烏天狗の言葉に納得してしまいそうだった。確かに春は職人の作業着を参考に、自分達の服を選んだのだ。


「けどこの面を被れば、夜行にしか見えねぇだ……あッ?!」


突然面を着けたまま黙ってしまった春は、最も重要な事に気付いた。


「…鬼化出来ねぇ……」


そう言って鬼化すると、角が面を押してしまい外れてしまった。何ともシュールで痛いミスだ。

しかし春は諦めなかった。何せ呉服屋で買った中で、飛び抜けて高かったのがこの面だ。だからどうにか使いたいと考える。


「…切るか」


苦肉の策だ。とりあえず春が使う面は、目元から下を切断して、口元を隠す様にした。なんだかマスクみたいになったが、顔を隠すという問題は解決した。

残った上半分の面をクロミにあげると、祭りのお面みたいに斜めに付け大層喜んでいる。


「夜行は八時から三時までだから、先に腹ごしらえをしてこい」


烏天狗にそう言われ、クロミと一緒にお気に入りのラーメン屋へ向かった。

初バイトが無事成功するように、ラーメンを食べてゲンを担ぐようだ。店に入るとまだ営業したばかりのようで客が居なかった。すると店長が気合いの入った掛け声で、春達を迎えた。


「いらっしゃい!よく来てくれた!」


椅子に座りしばらく待ち、出来立てのラーメンを美味しくいただいた。すると店長が春の違いに気付き、遠慮気味に質問した。


「その格好はもしかして…」


「これから夜行があるんですよ。だから仕事前の腹ごしらえしに来ました」


「そうかい!なら今度写真を撮らせてくれないか?店に飾りたいんだ」


「もちろんいいっすよ」


マニアからすれば、これほど親しい関係になる事は、そうそう無いので嬉しい限りだ。腹拵はらごしらえを済まし店長と約束を交わして、春達は上上軒を後にした。


エネルギーを補給して、ソファーでご満悦な表情でくつろいでいる二人。


「クロミ?疲れたり眠くなったら早めに言うんだぞ」


「ムッ、平気だもん!」


頬を膨らませて少し反抗的な態度で、プイッと顔を横へ向けた。可愛らしい反応だが、クロミとは長い付き合いだから不思議とこの後の展開が予想出来る。


(…絶対俺が持ち運ぶパターンだ)


バイト初日はスムーズに終わりたかったが、それは無理そうなので軽くため息をついた。

しかし先の事を考えても仕方ない。春は気持ちを切り替えてクロミに声をかけた。


「よしっ、そろそろ行くか〜!」


「あいッ!」


口元に半分に切った面を着けて、いざ初陣!という時に、慌てた様子で烏天狗が呼び止める。


「ちょっと待て!まだ夜行の名前を聞いて無いぞ!」


「あっ……忘れてた…」


パンフレットに書かれていた事を、すっかり忘れていたようだ。珍しく集中して春は腕を組んで目を閉じて考えた。


「そうだな〜…シンプルに【鬼組】なんてどうだ?俺とクロミは鬼だから」


「うん、それいいかも〜♪」


いい名前が思い浮かばなかった結果、そんな単純で何のひねりも無い名前になったのだろう。しかし春はあまり名前にこだわっていないようだ。


「本当にそれでいいのか?これからずっと名乗り続けるのだぞ?」


「あぁ、俺が決めた事だ。男に二言はねぇ」


相変わらず唯我独尊の精神の持ち主だ。筋の通った性格は良しとするが、もう少し他人に気を使う事を知ってほしいと願う烏天狗であった。


「それでは夜行【鬼組】、この国に恥じぬ働きを期待しているぞ」


「よっしゃー!!」

「お〜ッ!」


気合いの入った返事と共に、春とクロミは右手を握り締め天井に向かって突き上げた。


ーーーいざ出陣!


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


「何だあいつ?」

「もしかして夜行の人かな?」

「コスプレ?」


一般人が注目する中、クロミと手を繋いで人混みを堂々と闊歩する。ぱっと見、兄妹てコスプレしてると思われても仕方ない絵面だ。キャーキャー言われ、写真を撮られて、気分はまるで芸能人だ。

春とクロミはすっかり気分を良くし、野次馬達に手を振り応える。


「あーはっはっはっ。ありがと〜!」

(夜行最高やんけッ!)


今の春は、人生の中で一番輝きを放っていた。これ程の脚光を浴びた事はなく、これからも続くものだと思っていた。

だがその輝きは、思った以上に長くは続かなかった。



〜夜行開始から四時間経過〜



「ハァ、ハァ。クソっ!何でッ!誰もッ!騒ぎを起こさねぇんだよ!」


意気揚々と始まったバイトだが、喜ばしい事に驚くほど平和だった。さらに歩き疲れたクロミは寝てしまい、予想通り春が背負って運んでいた。このままでは春はクロミを背負ったまま、静かな街を徘徊するだけで終わってしまう。


(眠くなったら教えろって言ったのに……結局こうなった!)


しばらく住宅街を歩いていると、男の怒鳴り声が遠くから聞こえた。春は不謹慎にも事件発生に喜んでしまう。すぐさま背中のクロミを起こし、鬼化してダッシュで現場に向かった。


現場と思われる場所には憑依した三人の男が立っていて、目の前の気を失って倒れている男に追撃しようとしていた。


「お前ら!何してんだっ!!」


春は正義の味方を演じながら大声で叫んだ。ギリギリ間に合ったようで、男達の意識は春とクロミに向いた。


「何だテメェは?関係ないだろ!」


確かに全く関係ないが、バイト中だから無関係を装う訳にもいかない。

よく見ると三人とも憑依していて、犬の様な姿になっていた。その内一人は鼻に包帯が巻かれて、痛々しい見た目だ。鋭い牙を見せつけ素人ながら三人は殺気を放ち、春に対し敵意を剥き出しにしていた。

その僅かな殺気を感じた瞬間、春は音も無く一気に距離を詰めた。


「っ?!」


そして何も言わず包帯が巻かれた所に拳を突き刺すと、バキバキと鈍い音を鳴らしながら鼻がへし折れた。まだ完治していなかったようで、あまりの痛さに声をあげ、鼻を押さえながら地面を転げ回った。


「俺達は夜行【鬼組】だ。痛い目にあいたくなかったら、さっさと家に帰れ!」


「そうだそうだ〜」


夜行に恐れをなしたのか、春の狂暴性に引いたのか、転げ回る男を担いで春を睨みながらこの場を後にした。


「…さてと、次はこいつか…」


そう言って気絶している男にゆっくりと近づく。その傷だらけの顔を見ると、どこかで会った事がある顔だった。しばらく腕を組んで、最近の記憶を辿っていくと、


「あっ!こいつ、確かコンビニにいた…」


まるで追剝ぎの様に男の学ランを乱暴に漁り、生徒手帳を探し出して名前を確認する。


「火野…太…ね。ふ〜ん」


すると太の顔を見ながら、必要なくなった生徒手帳を無造作に後ろに放り投げた。


「つーかこいつスゲェな。憑依せずにあの三人と喧嘩してたのか」


春は純粋に驚いていた。ただの人間が憑依した奴を相手に喧嘩すると思ってもいなかった。もしかしたら普段から一人で戦う自分と気が合うのでは?と考えた。


すると気絶していた太の意識が突然覚醒し、叫びながら春に襲いかかってきた。


「喰らえやクソ野郎がーー!」


まだ視界がぼやけいるようで、さっきの男達と勘違いして殴りかかってきた。春はその拳を右手で受け止めると、乾いた音が静かな住宅街に響いた。


(痛ぇー!こいつ本当に人間かよ!)


太の拳は予想以上に痛かったみたいで、右手をブラブラと振った。それと同時に、一人で闘う太の強さを把握した。


一方の太は相手が違う事に気付き、ゆっくりと拳を戻した。そして春を睨みながら話しかけてきた。


「誰だテメェは?」


「俺は夜行【鬼組】だ。てゆうか、わざわざお前みたいな奴を助けてやったんだぞ!少しは感謝しやがれ!」


春の気持ちは解るが、助ける事が前提の仕事なので謝礼を強要するのは間違っている。

すると太は助けられた事が気に喰わないのか、唾が悪そうに顔を背けた。


「チッ、うっせぇな…」


そう言って太は片足を引きずりながら、何処かへ行ってしまった。


「あいつ、なかなか見所があるな」


憑依した相手に立ち向かうその根性を春は気に入ったようで、腕を組みながらその後ろ姿を見送った。


そしてその後は目立った事もなく、バイト終了時間まで平和に終わった。

バイトの半分以上の時間、クロミを背負っていたので、今後のクロミの扱いを見直さないといけないようだ。

疲れが溜まった足でビルへ戻ると、嬉しい事にテーブルの上には軽食が用意されていた。用意したのはもちろん烏天狗だ。


「気ぃ効くじゃねぇか!」


「責任者として当たり前の事だ」


予想外の小規模なサプライズに少し喜び、春とクロミは用意された食事を食べ始めた。


こうして春の夜行デビューは、無事終わった。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


薄暗い住宅街のブロック塀にもたれながら、ゆっくりと歩いて家に向かう太。今回の喧嘩を振り返って、自分なりに反省していた。


「ったく、今回はヤバかったな。まさか鼻潰した奴まで居たとは…」


歩く度に身体の節々に激痛が走り、その場に倒れ込みそうになる。そんな激痛を感じながら、自分の弱さに怒りがこみ上げ感情的になって壁を殴ってしまう。その拳からは血が滲んでいた。


「くそッ、何でッ!……何で俺だけ…」


未だ憑神と契約を結べていない自分が情けなくなり、思わず悔し涙が溢れてきた。昔から一人では限界があると解っていながら、希望にすがるように我武者羅に暴れていた。そうして強くなれば、いつか願いは叶うと思っていた。

しかし時間が経つと共に現実を知り、その希望は徐々に薄くなっていた。いくら願っても憑神は太の前に現れなかった。

しかし今、何の前触れもなく突然願いは叶ってしまう。


「ケッケッケッwwまさかこんな泣き虫野郎とはなーー」


気味悪い笑い声に、太はハッと我に返り声の主を探した。


「ここだよ、ここ。」


視線を上に向けると電柱の上でしゃがみ込み、こちらをじっと見つめる姿があった。月明かりに照らされて、そいつが憑神だと解った。

その憑神はコウモリのような翼を広げ、滑るように飛んで太の前に着地した。

赤黒い肌に、燃えるような赤い体毛と長い髪の毛。側頭部からは前方に向かって、二本の角がうねりながら生えていた。ケタケタと笑い細長い尻尾を振りながら、その悪魔は太を見下しながら囁いた。


「貴様、俺様と契約しろ」


「…は?」


いきなりの発言に太は目を丸くした。頭の中で疑問が増え過ぎてパンク寸前になるも、その悪魔は喋り続けた。


「貴様からは憎しみ、恨み、怒りの負の感情が漂っている。その感情に身を任せて俺様と暴れまくったら、きっとお前の人生は最高に楽しくなるぞ」


ケタケタと笑いながらその悪魔は、太を破滅の道へといざなう。しかし太はその悪魔の首をいきなり握り締めた。


「テメェ、あんまり俺を舐めんなよ。俺は理由も無しに暴れてる訳じゃねぇんだよ!」


そう言って悪魔の顔面を殴ろうとしたが、間一髪のところで避けられた。

予想外の展開にその悪魔は驚いた。


(何こいつ?頭悪いのか?ただの馬鹿なのか?)


いきなりの暴挙に多少驚いたが、気持ちを落ち着かせもう一度太に話しかける。


「あのな〜。貴様、本当に契約しないつもりなのか?」



「…………」



太はその質問の答えが口から出てこない。本音を言えば今すぐ契約したい。しかしこんな簡単に契約して良いのかと疑問に思い、手を伸ばす事を躊躇してしまう。


「…本当に俺は…お前と契約出来るのか?」


「当たり前だろ。この俺様が契約するって言ってるんだ。出来ない訳がない!」


過去に何度も傷付けられたが、ついに力を手に入れる事が出来る。突然現れた希望に、心が揺れた。

しかしこの悪魔は何故こんな自信満々な態度なのか解らないが、太はこの悪魔を信じる事にした。

契約して今までコケにしてきた奴等に復讐出来る。そう考えると不思議と笑みがこぼれてきた。


「…わかった。お前と契約を結んでやる」


「ケッケッケ、貴様は幸せ者だぜっ!」


二人は右手の親指の先を噛み切り、その傷を合わせた。


「我、汝と契約せし悪魔なりーー」


悪魔がそう囁いた瞬間、血の契約が結ばれた。目には見えないが、互いの魂が複雑に結ばれる感覚がした。


「俺の名前は火野太」


「俺様は【ディアボロス・デーモン】だ。宜しく頼むぜ、相棒!」


悪魔に魂を捧げて、太は復讐の為にその力を振るう事にした。


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