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エンディング

ハッと目が覚めた。どうやら公園のベンチでうたた寝をしていたらしい。空は夕日が沈みかけている。


変な夢を見ていた気がする。アリスと言う名の少女を追いかける夢。


少し話を改変して明日あの子に話してあげようか。きっと私の下手くそな話でも、あの子は笑って聞いてくれるだろうから。


さて、もう夜になってしまう。帰らなくては。そう思って立ち上がると、一匹の猫が私の脛に擦り寄ってきた。


その猫は可愛らしく首を傾げて。




にんまりと笑ったーーような気がした。



end

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