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プロローグ
是非読んでやってください
幸せとはどのくらいからそう呼べるのだろうか?机に頬づきながらぼくは考えた。
そもそも幸せとは個人の価値観でしか判断できない。それではあまりにも不確定要素の多い判断材料になってしまう。では個人の価値観は幸せを決められないのだろうか?いや、それは違う。しかしそれが正しいとも言えない。だから、本人が幸せといえばそれがその人幸せなのだろう。といかにも投げやりな結論を出す。
だから今ぼくが幸せと言ったらそれはぼくにとっては幸せなんだろう。
今、ぼくは幸せです。
となりの席が好きな女子だから。