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幼馴染が食べてたお菓子いくら?って聞いたらいきなりビンタされて付き合うことになった⁉︎

作者: 猫の集会
掲載日:2026/04/21

 おれには、幼馴染がいる。

 

 名前は、くみ。

 

 そんな幼馴染のくみは、休みの日になると、いつもお菓子持参でおれの部屋でくつろぐ。

 

「くみってお菓子好きだよなぁ」

「え?今…海斗かいと、組み手おかしすぎだよな?って言った?」

「言わねーよ。」

「あー、そうなんだ?お菓子食べてると、ボリボリの雑音で聞き取りにくかったりするんだよね。あとさ、海斗って結構早口よね」

「あーね。」

 

 ボリボリ カリカリ ぽりぽり

 

 …

 

 なんか、美味そうだな。

 

「それぇ、美味そうだけどいくらした?オレもそれ食いたい界隈」

 

 さっきまで、お菓子をボリボリしていたくみは…

 

 手が止まった。

 

 そして、無言でおれのほうに近づいてきて

 

「ひどっ‼︎きもっ‼︎」

 って言って、スパーン‼︎とおれをビンタしてきた。

 

 …

 

 えっ⁉︎ひどっ‼︎

 

 ひどくね⁉︎

 

 そりゃさ…くみが食い意地半端ねーのは、知ってるよ?

 

 だからって…

 

 だからって、いきなりビンタは酷すぎね⁉︎

 

「くみ…そりゃないって。」

「なくない‼︎そんなこと言われたら、だれだって怒るじゃん‼︎」

 

 …

 

「ごめん…なさい。あんまり美味そうだったから…」

「はあ⁉︎まだいうの⁉︎」

「いや、言いません…。ごめんなさい…」

「海斗がそんなひどいこと言うなんて…ショックだよ。」

 

 …

 

「いや…オレは、くみがそこまで食い物に執着してるなんて…しらなくて。」

「は?」

「だって…お菓子食いたいって言っただけでビンタとかって…」

「えっ⁉︎」

「ん?」

「いや、違うじゃん‼︎…そもそもだけど、いくら?したい…オレもぅ狂いそう、かわいいって言ってなかった?」

「え?違うだろ…それぇ美味そうだけどいくらした?オレもそれ食いたい界隈かいわいって言った……んだけど」

 

 …

 

「えっ、えっ⁉︎…え…、ごめん。ほんとごめん‼︎ビンタしちゃってごめんなさい‼︎めっちゃ聞き間違い。ほんとごめん‼︎」

 

 目をウルウルして、必死に謝る可愛らしいくみ。

 

「うん、いいよ。」

「優しっ‼︎海斗優しいよ。ほら、お菓子食べて。いっぱいあるから、ね?ね?どうぞ?」

「じゃあ、あーんで食べさせてくれる?」

「え…う、うん?それってカップルがするやつだよね?わたしがそれしてもいいの?」

「いや?」

「えっと…わたしでいいの?いきなりビンタするこんな女…いやでしょ?ひいたよね…」

 

 グスッ

 

「くみ……。泣くなって、さっきのは聞き間違いだし、おれ全然さめてないから。むしろ、くみ可愛すぎて、もっと大好きになったし。」

「えっ⁉︎そ、そうなの⁉︎もっとってことは、前からわたしのこと……好きでいてくれたの?」

 

 …

 

 あ…いつのまにか告白してたっぽい。

 

 まぁ、いいか。

 

「うん。ずっと、ずっと前から好きだよ?くみは?」

「好き‼︎好きすぎて好き通り越したよ?」

 くいぎみにこたえるくみ。

 

 えっ⁉︎

 

 好きを通り越すだと⁉︎

 

「それって…通り越したら、どうなるの?」

「だーいすきになるんだよ?」

「マジか、よかった。おれもだーいすき‼︎」

 

 ギュゥ♡

 

 くみを精一杯、包み込むように抱きしめた。

 

 

「わたし、幸せのクレープになるのを夢みてたの。今、叶った」

「そんな夢があったのかよ。かわいいな♡」

「ふふ、たべてもいいよ♡」

「おう、じゃあ、いただきます♡」

 

 チュ〜♡

「美味い、おかわりある?」

「あるよ♡」

 

 チュ〜♡♡

 

 チュチュチュ〜♡

 

 

 おしまい♡

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