幼馴染が食べてたお菓子いくら?って聞いたらいきなりビンタされて付き合うことになった⁉︎
おれには、幼馴染がいる。
名前は、くみ。
そんな幼馴染のくみは、休みの日になると、いつもお菓子持参でおれの部屋でくつろぐ。
「くみってお菓子好きだよなぁ」
「え?今…海斗、組み手おかしすぎだよな?って言った?」
「言わねーよ。」
「あー、そうなんだ?お菓子食べてると、ボリボリの雑音で聞き取りにくかったりするんだよね。あとさ、海斗って結構早口よね」
「あーね。」
ボリボリ カリカリ ぽりぽり
…
なんか、美味そうだな。
「それぇ、美味そうだけどいくらした?オレもそれ食いたい界隈」
さっきまで、お菓子をボリボリしていたくみは…
手が止まった。
そして、無言でおれのほうに近づいてきて
「ひどっ‼︎きもっ‼︎」
って言って、スパーン‼︎とおれをビンタしてきた。
…
えっ⁉︎ひどっ‼︎
ひどくね⁉︎
そりゃさ…くみが食い意地半端ねーのは、知ってるよ?
だからって…
だからって、いきなりビンタは酷すぎね⁉︎
「くみ…そりゃないって。」
「なくない‼︎そんなこと言われたら、だれだって怒るじゃん‼︎」
…
「ごめん…なさい。あんまり美味そうだったから…」
「はあ⁉︎まだいうの⁉︎」
「いや、言いません…。ごめんなさい…」
「海斗がそんなひどいこと言うなんて…ショックだよ。」
…
「いや…オレは、くみがそこまで食い物に執着してるなんて…しらなくて。」
「は?」
「だって…お菓子食いたいって言っただけでビンタとかって…」
「えっ⁉︎」
「ん?」
「いや、違うじゃん‼︎…そもそもだけど、いくら?したい…オレもぅ狂いそう、かわいいって言ってなかった?」
「え?違うだろ…それぇ美味そうだけどいくらした?オレもそれ食いたい界隈って言った……んだけど」
…
「えっ、えっ⁉︎…え…、ごめん。ほんとごめん‼︎ビンタしちゃってごめんなさい‼︎めっちゃ聞き間違い。ほんとごめん‼︎」
目をウルウルして、必死に謝る可愛らしいくみ。
「うん、いいよ。」
「優しっ‼︎海斗優しいよ。ほら、お菓子食べて。いっぱいあるから、ね?ね?どうぞ?」
「じゃあ、あーんで食べさせてくれる?」
「え…う、うん?それってカップルがするやつだよね?わたしがそれしてもいいの?」
「いや?」
「えっと…わたしでいいの?いきなりビンタするこんな女…いやでしょ?ひいたよね…」
グスッ
「くみ……。泣くなって、さっきのは聞き間違いだし、おれ全然さめてないから。むしろ、くみ可愛すぎて、もっと大好きになったし。」
「えっ⁉︎そ、そうなの⁉︎もっとってことは、前からわたしのこと……好きでいてくれたの?」
…
あ…いつのまにか告白してたっぽい。
まぁ、いいか。
「うん。ずっと、ずっと前から好きだよ?くみは?」
「好き‼︎好きすぎて好き通り越したよ?」
くいぎみにこたえるくみ。
えっ⁉︎
好きを通り越すだと⁉︎
「それって…通り越したら、どうなるの?」
「だーいすきになるんだよ?」
「マジか、よかった。おれもだーいすき‼︎」
ギュゥ♡
くみを精一杯、包み込むように抱きしめた。
「わたし、幸せのクレープになるのを夢みてたの。今、叶った」
「そんな夢があったのかよ。かわいいな♡」
「ふふ、たべてもいいよ♡」
「おう、じゃあ、いただきます♡」
チュ〜♡
「美味い、おかわりある?」
「あるよ♡」
チュ〜♡♡
チュチュチュ〜♡
おしまい♡




