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七十三戦目

*マーサ視点


夕方だった。別府と由布院間で魔族狩りをさせていたアラン少尉から無線が入った。「反抗的な魔族達を引き取って欲しい」との事。作戦は成功のようだ。当初の手筈通りに俺は住所を教えて貰い、すぐ瞬間移動で移動した。


魔族の調教はそんなに時間は掛からなかった。ちょっとスキルを使ったら俺に従順な僕になった。可愛いい奴らだ。

アラン少尉から面白い話を聞く、咲羅がいて、しかもそいつが魔族2人相手に圧倒的な力を見せつけたのだとか。


興味深い。


咲羅の身体は福岡の塔で石像にしている。

魂は抜け殻だったのでおかしいなと思っていた。奴は少し、俺の秘密を知っている。是非とも野放しにはしたくない。

念のためいろんな所に網を張っていたのだが、まさかスライムになって逃げ延びているとは。


アラン少尉は新子兄妹に反抗されたらしい。

なので職務執行妨害で逮捕するのだとか。由布院に滞在して探りを入れている。


馬鹿だな。ダンジョン持ちはテレポートがある。

魔族を圧倒する力は絶対ダンジョンマスターになった恩恵だ。きっと、実家に帰るだろう。実家を抑えれば早いのに。


懐かしい人物にも会ったのだ。

反抗心剥き出しの旧友。野崎ケイスケだ。


「異世界で共に戦ったようにまた手を取り合ってやって行きたい」


と俺が話を持ち掛けたら


「俺は俺のやり方でやる」


とか言ってる。相変わらず頭硬いなケイスケは。雑魚市民守って一体誰が得するんだよ。

弱い奴は労働力として使え。強い奴は部下にする。これ異世界で共に学んだ教訓だろうに。


新子家を探すのに少々苦労した。

ケイスケがプライバシー保護法とか言い出して言わないんだ。イライラさせないでくれ。俺最近短気なんだ。なので勝手に記憶を読ませて貰った。

これが手っ取り早い。


部下を派遣するが、なかなか中の住人を連れて来ない。

私はイライラしていた。

瞬間移動で見聞きした場所に移動した。


部下は木の陰で休んでいた。息を切らしながら雑草の上に横たわっている。


「お前ら、いつまで時間をかけている?」

「社長!!あの家訪問するの無理です!!」

「どういう事だ?中には老婆が1人暮らしてるだけじゃないか。」

「俺たちが近寄ったらあの家、斬り掛かってくるんです。」

「家が斬り掛かって来る!?一体どんな状況だ?そんな妄想ふっかけて仕事怠けていた事への正当化か!?」

「あっ!!その、これは・・・」

「お前ら減給な。俺が行く。」

「そんな・・・」


新子家に立ち寄る。

敷地を跨ぐとーー


シュッと短い風切り音!!首を傾けると鋭い大きな矢が頬を掠める。

轟音がするので背後を振り返ると木々が跡形もなく消し飛んでいた。何というアトラクション!!

休む暇は無いようです、キリキリキリと何かを巻く音がする。


来る!!


バックステップ!!

先程いた場所の地面に隕石の如きクレーターが出来た。


なるほど。家が要塞化されているのか。中の住人は本気で俺らを嫌っているらしい。


俺は剣を振り上げる。

3秒おきに飛んで来る超重量級バリスタは青年の剣に次々と切り落としていく。


魔術を行使する。

空中に魔力を放出する。魔力に色があったのなら数式の羅列で空間は埋め尽くされていたであろう。


「ジャッジメント!!」


俺の魔法はオートシールドに阻まれた!!

何枚か割れた音がしたのだが、それでもまだ20枚ほど残っていそうだ。


一定の距離に近寄ると要塞から手足が生えた!!

剣を持ち、迎え撃つ姿勢を取る。

なんと好戦的な家だろうか。もう家じゃなくてロボットと言った方がいいのか?

スキル「精密鑑定」を行使する!!


バランス型新子ホーム3式 変幻自在型レベル1


HP30000

MP10000


攻撃力 4500 防御力 8000


スキル技

バリスタ 矢錬成 鳳凰の太刀 脱兎 結界術


素の俺とHPが同じ。

スキルも健在しまるで生物のようだ。


「上等だ。叩き潰す!!」


俺が剣を振り上げ叫んだ瞬間、晴天の霹靂!!

まさかの家が走った!!

剣を捨て、手を大きく振り、プライドも全てかなぐり捨ててまさに走って逃げている!!

陸上選手のクラウチングスタートぐらいのジェットスタートだ。


「スキル『脱兎』か。これは油断した!!勝てないと分かったら逃げるのか!!これは面白い家だ。」


日本に長く住んでるが、こんな家の初めてだ。


追う。


一瞬にして追いつき、魔力を込めて剣を一振り。衝撃波が弧を描くように飛んでいき、家を斜めに真っ二つ。

家屋は倒壊する。

俺は中に侵入した。


「ごめんください!!誰か居ませんか!?」


家をぶっ壊して入って来る侵入者に対して姿を現す馬鹿はいないと思ってたのだが・・・

部屋の中から出て来たのは武器も何も持たない不用心な老婆だった。何が起きてるのかよく理解していない様子だった。

老人は俺を見て目を見開いた。


「もしかして、マーサか?見間違う事はない。その顔は昔と何も変わらんな。本当、大きくなって。」

「福岡の道場の師匠!?」


8歳から中学に上がるまで福岡で道場に通っていた。その時の先生だった。

俺が異世界召喚に呼ばれて異世界を彷徨っていた時、正直この剣術が無ければ魔物の餌になっていただろう。


「そうじゃ、十二年ぶりじゃの。」

「そうでしたか。お孫さん、咲羅さんの剣術の強さが納得です。」

「咲羅が務めた会社というのが、お前の会社か?」

「そうです。」

「咲羅は事故死だった。新聞で見ただけじゃ信じられぬ、最後はどんな感じだったか?」

「安心してください。咲羅さんは生きてます。どうやら我が社の機密情報を抜き取り逃げ回っているのです。」

「なんじゃと!!それは本当か。ゴホっゴホっ!!!」


新子師匠は興奮して、その反動で咳き込んだ。


「大丈夫ですか?御師匠様ももう御歳80歳ですか?そんな興奮しないでください。」


「す、済まない。生きてるのを知って嬉しくての、マーサの事情も考えず喜んでしもうたわい。そうか、咲羅は悪い事をしているのか。複雑じゃな。帰ったらきつく説教しなければ。孫がすみませんのう。」

「いえいえ大丈夫です。でも、私に直接、合わせて欲しいのです。どうやらお兄さんが咲羅の居場所をよく知っているそうです。」

「確かに一昨日、そんな事を言っておったわ。」

「こちらの名刺を渡しておきます。帰って来たら連絡するように言ってください。」


そう言って名刺に魔力を注いだ。

受け取った新子師匠にマインドコントロールの魔の手がしのぶ。

作戦は完璧だ。

あの兄妹は絶対家に帰ってくる。従順な操り人形の師匠から俺に念話で連絡が行く。


「なぁマーサ、いつからお主、心が歪んでしまったのだ?」


その声・・・新子師匠の雰囲気が変わる。声に芯が通った。力強さを感じる。背筋も真っ直ぐだ。

まるで取り憑かれたかの若返りぶりだ。


「歪んでしまったとは?」

「さっきからお主の話ぶり見てると悪人にしか見えなくての。」

「普通に会話してただけですが・・・」


目の前で名刺を破り捨てられる。

ほう、見破ったか。


「この名刺に込めたスキル、マインドコントロールか?」

「なかなかに勘が鋭い。そうです騙しました。すみません。」

「本性を表したな。咲羅の事は知ってあるだろう?咲羅の身体を返せ。そうしたら見逃してやる。」


咲羅は俺を見て逃げだそうとした。現に逃げおうせたのだ。俺は来るもの拒まず去るものには制裁を加えるタイプなんだ。スライムとはいえそのままでいい筈がない。俺のプライドが許さないしそれに不公平だ。

みんな去るものは生け贄になってるのだから。


「咲羅さんは才能の塊だ。是非とも魂を取り戻し魔族降臨の儀式をしてやりたい。そしたら最高の魔族が降臨するはず。」

「そんな事だろうと思ったぞ。外道が!!」


なにやら得体の知れない物で斬り掛かってくる。


剣術の質は、師匠の全盛期を超えていた。

でも、異世界を経験した俺の敵ではない。はずなのに・・・

早い!!そして無駄が一切ない動き。



待て、俺のレベルは1000だぞ!!

なんで対等に渡り合ってんだよ!!

舐めるな!!


剣に魔法を付与する。炎、水、氷、風、土、雷、光、闇。8属性付与だ。

一瞬で消し飛べ!!


アイツは、俺の攻撃を塞がなかった。

防いでも剣が持たない事を知っているのであろう。


直撃した。真っ二つにした感覚がある。

大爆発を起こした。

消し炭だろう。

はは、抵抗するからこうなるんだよ。俺は悪くない。

家具は全滅、転がるペットボトルの破片、砂埃で周りが見えない。


突如、俺の腹に穴が空いた。


「ぐぅはぁ!!」


砂埃が立ち込める。その中で俺の腹に剣を差し込む確かなシルエットがそこにある。なんと。無傷であった。


「回復薬に生かされる感覚はなんとも不思議な感じだな。癖になりそうだ。お前も味わえ。」

「無傷な人間がなに言ってんだよ!!このゾンビが!!」


傷口から分かる。強力な毒を盛られた。

早く傷の手当てをしないとダメな事は分かる。

敵を蹴り飛ばす。


距離を取り、回復をする。

回復魔法が意味を成さない。傷口が腐食が始まる。これは一体。


時空魔法。自分の腹に大穴を開け、高速再生を瞬時に施す。

なんだあの毒は。

そう思って前を見た瞬間だった。


巨大な炎の塊が迫っていた。

それを斬り払う。

斬った側から爆発した!!


なんだあのスキルは?


精密鑑定をする。


新子 十和 ブラハム憑依 レベル800


ステータス 鑑定妨害

ユニークスキル 鑑定妨害

スキル 鑑定妨害



おい、魔王のレベルをとうに超えている。

レベルは俺に届いていないにしても今までで1番強い敵である事は認識した。


ユニークスキルがある事は分かる。

スキルを奪えないか。

恐怖を与えられればスキルを奪える。もしくは約束を取り付ければスキルを奪える。


「なあ、協力しないか?俺とお前なら天下を取れる。」

「スキルじゃな。その手には乗らんよ。」


見破られている。


師匠は剣を構えた。老いてもなおそこに魂が宿っていた。全ての神経が剣先の一点に集中し、微動だにしない。達人の域に到達すれば、見る人を魅了するほどに綺麗でカッコイイのだ。

気力、魔力、生命力全てが剣と一体となっている。これは俺も本気出さなくては・・・。


八大魔術を全て剣に纏わせ、俺は剣を振り抜く。

先程、HP3万の新子ホームをワンパンでスクラップにした技法だ。


流れるように俺から仕掛けた!!斬り込んだ。

並の鍛治職人ならオリハルコンを加工しようと真っ二つに折れるほどの脅威。

訳の分からない剣でいともたやすく弾いてみせる師匠。

何度も何度も何度も何度も繰り返して斬撃を見舞うが、息一つ切らすどころかフォーム一つ崩さない。まるで隙が無い。


まるで芸術だ。


俺には、剣、槍、斧、鞭、短剣、鎌、杖・・・全ての武術スキルをレベルMAXにしたら手に入る「達人の心得」というスキルを持っている。


それを持ってしても自力で努力して勝ち取った本物の達人の剣技には到底届かないというものか?

それとも、新子師匠の剣術は純粋に神の域に届いているというのか?


「マーサ、強いのう。どこで道を間違った?」

「間違う!?馬鹿いえ!!それを決めるのは時代の勝者だけだ!!」


剣術だけで無理なら魔術も混ぜよう。

エクストリーム。自分を中心に切り裂く突風を常に発動し敵を切り刻む魔法。

そうしていきながら、3秒後に極炎追加、10秒後に次の手と・・・魔術の数式を仕込んでいく。


「剣がダメなら魔術合戦か。受けてたとう。」


俺のエクストリームが逆回転竜巻の発生により打ち消されてる。

湿った空気が漂った。

仕込んでいた極炎魔法・・・本来ならエクストリームと合わさってフレアストームになっていた話、これがただの火炎弾となって師匠へ飛ぶ。いとも簡単に打ち消すと、大爆風で近寄るどころじゃなくなった。


ニヤリと笑う師匠。

飛んでくる魔法の嵐。


何千という火炎弾がこちらへ飛んでくるのなら、俺は空間を氷結させ、絶対零度の氷の壁を作り防ぐ。その壁に魔術を仕込みアイスバーンのように滑らせ、師匠の元へ飛ばすと30体のゴーレム兵がそれを掴んで投げ返してくる。


そこで俺は「雷神」を使う。

氷、雷、台風の複合魔術でゴーレム兵も氷の壁も雷の嵐の前に木っ端微塵に吹き飛んでいった。


「勇者というジョブは羨ましいのう。他にどんな事をしてくれるのか!?」


疲れるからこれはやりたくなかったが、仕方ない。スキル「ドラゴン化」を使用した。

巨大化すれば、格好の的になる。姿はそのまま、鱗とか皮膚が身体能力がドラゴンに置き換わる。


「これでどうだ?」

「全てを見せろ。そして這いつくばれ。」


俺が突撃すると、なんでも無い霧に覆われていた。

いや、なんでも無い魔術をする筈がない。目隠しな訳がないのだが。


「攻撃が雑だ!!」


全てにおいてパワーアップした俺の能力を持ってしても渾身の斬撃が受け止められてしまう。

こんなにやり合って、あの老人はまだ息切れすらしていないのか?

息切れ?俺、なんでこんなに呼吸が苦しくなってるんだ?


師匠の攻撃受ける。熟練の技は本当に早く隙がない。

俺は風を纏って霧を飛ばした。


やはりか。この水蒸気は一粒一粒に相手の酸素を奪う魔術が込められた霧だ。

本来なら一瞬で酸欠になって死ぬところ、高ステータスのお陰で呼吸が乱れるだけで終わった。

酸欠の状態でどんなに剣を振ろうと、本来の攻撃には到達しない。やられた。


「トリックは破った。俺の本気の攻撃に耐えられるか?」


俺の聖剣にとっておきの付与魔術(エンチャント)を施した。魔王に最期の一撃を食らわせた一撃。1日一発限定、勇者属性。ギガンティックスラッシュ!!


「アーティファクトレベル10。」


眩ゆい光の柱と共に俺は一撃で、師匠をホームランした!!

えっ!?ホームラン?

剣ごと真っ二つに斬る予定だった。攻撃は塞がれたのが衝撃的なのだ。剣が折れなかったという事。俺のスキルを相殺した「アーティファクトレベル10」とは?

踏ん張りが効かない様子でホームラン。俺は魔術で追撃するが・・・


「神気絶影」


空間が歪んだ。瞬間移動でもしたのか?俺は、背後からバッサリと攻撃を許していた。魔力というかオーラというか全て合わさり黄金のように輝いて見える。


分身でもしてるのか10人師匠が見える。


「硬いの。これならどうだ?」


2人ずつ手を取り合って何をしようと・・・?

おびただしいほどの魔力の数式が呪怨のように俺の上空を染めた。


「これは、まさか?儀式魔術!?」

「ゴッドブレス!!!」


結界を貼った!!上空から襲い掛かる脅威!!白の終焉・・・


一瞬が永遠にもなる真っ白な時間を過ごした。

割れた側から結界を再生。俺は一瞬で何回それを繰り返した事か?


俺のMPの半分を持って行かれてしまった。


「ハッハッハ。マーサ、強いの。また仕切り直しか?」

「そのようですね。次は殺る!!ソウルブレイカー!!」



どれぐらいやり合っただろう。

気を抜いたら一瞬で負けるその極限状態の中、剣技合戦、魔術合戦、必殺技を繰り出し合う。

何回目のループだろうか。もうそんな事どうでもいい。異世界から帰って来て俺は、物足りなさを感じていた。

どこか、魔王戦のような血肉湧き上がるような熱い展開を期待していた。

スキルドレインとレベルドレインのスキルのせいで俺に敵う敵などいなかった。今この瞬間まで・・・


楽しい!!いつまで続くのだろう。

何回も武器を合わせるのに同じスキル、同じ組み合わせの魔術など一切無いのだ。そのレパートリーの豊富さに感服させられる。

でも、だいぶソウルブレイカーで斬りつけたよな。本来なら武器を合わせるだけでも魂を滅する。直撃を十回以上与えたのだ、師匠の動きがだいぶ鈍い。


そんな戦いの中で何年もの間戦っていた気がした。楽しくて、気が狂うように戦った。


「マーサ、その超再生、MPを使わないのな、卑怯くさいの。」

「師匠こそ、そのMP回復速度、なんですか?それに超回復なら師匠もです。戦闘が終わらない。」


疲れが見える。でも、終わりは見えなかった。

夜は開けてない。俺たちの闘いは十度目のループを繰り出した。


何度斬っても生き返るその強敵。傷を負わないのなら魂を破壊する攻撃で撃破する。

この攻撃が効果は突撃に現れる。戦闘の終わりは突然やってきた。

30のループを迎えた時だった・・・

俺の剣技が師匠の腹を貫く・・・


「ワシの負けか。そうか、負けたのか・・・。マーサ、楽しかったぞ。その悪い性格を正す事は出来んかった。」


死ぬ時こそ呆気ない。この大分の土地が無くなるんじゃないかと思われるような大技では死なず、何故、なんでも無い普通の剣技が決め手となるのだ?全然倒した実感がない。

いや、ハイレベルの闘いならば終わりはそういうもんだ。お互い、ギリギリだったんだ。


「もう、終わりか。残念だ。」


もっと闘いたかったと吐露していた。


「そうか、残念か。だがな、得武と咲羅はワシより強い。いつか必ずお前を倒す。覚えてろよ。」


捨て台詞のように吐いて老婆の覇気は消えていった。精密鑑定を見ると、状態「ブラハム憑依」が無くなっている。ならただの老婆だろう。


傷こそないのだけどども、過労で今にも死にそうだ。ほっといても死ぬのなら、俺が直接手を下す事はない。俺は踵を返した。離れた場所で見守っている部下は駆け寄ってきた。


「社長、よくご無事で。」

「今日は疲れた。俺は帰って寝る。お前たち、一日休みやるから好きにしろ。」

「ありがとうございます。社長もごゆっくり。」

「今月の減給は決定事項だからな!!」

「そんな・・・」


俺はクタクタの身体に鞭を打ち転移魔法スキルを展開。福岡の塔へと帰還した。



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