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男女比が狂った世界で  作者: ノワール
9/21

妹の友達が来た


編入試験を受けて家に帰ってきたら妹の秋香がなんかオドオドしていた。

お母さんも俺と同じく不思議な顔をして秋香を見る


「どうしたの?秋香?」


「お、お兄ちゃん...へ、編入試験お疲れ様!」


「うん、ありがとう」


「お母さん!お兄ちゃん!ごめんなさい!」


秋香にありがとうと言うと秋香がものすごい速さで土下座をした。


「なぁに?どうしたの秋香ちゃん?」


「秋香?」


「えっと、今日お家にお友達が1人泊まりに来るの...えへへ...」


「なっ...秋香ちゃん、それがどういうことか分かっているの?」


「う、うん...でも親友だからこのことは内密にしてるし...」


「そういうことじゃないの!女は獣よ?春くんがどういう風に見られるか分かっているのかって聞いてるの!秋香ちゃんの親友だからある程度は信用出来るかもしれないけどねぇ...」


「うぅ...勝手なことしてごめんなさい...」


「友達が泊まりに来るの?秋香?」


「う、うん...ごめんなさい勝手なことして」


「いいんじゃない?だってここ俺の家でもあるけど秋香の家でもある訳でしょ?呼べばいいじゃん」


「「えっ!?」」


「は、春くん!?本当に呼んでいいの?!何されるか分からないのよ!?」


「本当にいいのお兄ちゃん!?」


「え、うん、いいよ?なにかされそうになってもお母さんたちが守ってくれるでしょ?」


「うぅぅ...春くんが天使すぎて無理...今日はお母さんと一緒に寝ましょうか春くん!」


「お母さん何言ってるの!!だめでしょ!」


「別にいいよ?その方が安心できるし」


「春くん!!お母さん嬉しいけど心配だわ

こんなに無防備だなんて...でも今日は一緒に寝ましょうね春くん!」


「お兄ちゃん、2次元からきた人なんじゃないかって思うよ...」


「なにそれ、俺は俺だよ」


笑いながら秋香に言う。


「はぅ...お兄ちゃん天使すぎ...」


秋香の言葉を適当に聞き流して、春は自分の部屋に戻る。部屋に入った春はただぼーっとベッドの上でゴロゴロしていた。

少しまぶたが重くなってきたので閉じてしまった。意識を失うのはすぐであった。


ーーーーーーー


ガチャ、スタスタ、ペチペチ


「ん、むぅ...な...に?」


「春よ!起きろ!お姉ちゃんが起こしに来てやったぞ!ご飯だご飯!」


「え...うん、ありがとう。夏希お姉ちゃん。早くみんなところに行こ」


「...う、うむ。そうだな行こう」


何故か春の手を握りながら夏希を先頭に下に向かう。1階のリビングでは何やら声が聞こえてきた。


「あら、春くん、おはよう」


「うんおはようお母さん」


「あ、お兄ちゃん!起きたんだ!ご飯だよご飯!」


「うむ、私が!姉の私が!起こしに行ったのだ」


「あなたねぇ...春くんの部屋に勝手に入るって...」


「お姉ちゃん、頭のネジ外れてるでしょ?」


「羨ましいのだろう!...そんなことより秋香の隣にいる小娘は誰だ?」


「あ、私の友達の栞!今日お泊まりするの」


「あ、あの!栞って言います!いつも秋香ちゃんと仲良くしています!今日はよろしくお願いします!」


「ほう、なるほどな...。春よ!いいのか!知らん女だぞ!!怖くないのか!!」


「怖いって...別に秋香のお友達なんでしょ?じゃあ大丈夫じゃないかな?栞ちゃんだっけ?よろしくね」


エンジェルスマイルをぶち込んでやった。


「...........。」


「栞どうしたの?」


「て、天使。天使は本当にいた...」


「あちゃー、こうなるよねぇ...」


「あらあら、仕方ないわねぇ」


「うむ、春の笑顔を見て無事でいる女なんていないだろう。」


とまぁ、ご飯前にひと騒動あったが栞ちゃんが無事意識を取り戻し夕ご飯を食べた。

食べ終わったあとはリビングでゆっくりして姉や妹、妹の友達と会話をして楽しんだ。


「春くん、先にお風呂に入っちゃって」


「うん、分かったー」


お母さんに促されてみんなより先に風呂に入る。

春が居なくなったことで一瞬だが静まり返るリビング。それほどに皆が春に夢中なのだ。


「ね?お兄ちゃんやばいでしょ?」


「やばいとかそういうレベルなの?2次元の世界の人でしょ...」


「うむ、それは私も思うぞ!」


「あなたたちねぇ...春くんは優しすぎるのだから少しは自重とかしてね?」


「うん、分かってるよお母さん!」


「は、はい!分かりました!」


「うむ」


「あなたは何回言っても分かってないでしょうが!」


お母さんが夏希にツッコミをやり終えた後に春が風呂から上がってきた


「あがったよ〜」


「じゃあ、次は私が入ろう」


「あ!お姉ちゃん!いっつもお兄ちゃんの後に入るのどうにかならないの!?」


「ならん!これは早い者勝ちだ!さらば小娘共!!」


「.....あれが姉なんて...」


「頭がいいのに勿体ないわねぇ...」


「あはは...」


恥ずかしい話を堂々とする家族を無視してお母さんに話をかける


「俺眠いから部屋に行くね?」


「うん、お兄ちゃんおやすみ!」


「おやすみなさいです!」


「あら春くん?お母さんと寝るんじゃなかったの?」


「うんそのつもりだよ?だからお母さんの部屋に行くつもりだったよ?」


「あらあら!あらあらあら!じゃあ、先に寝ててちょうだいね!お母さんもお風呂上がったらすぐに行くわ」


「うん、おやすみ」


「お母さん羨ましい...」


「親の特権ね」


「はわぁ〜!凄く羨ましいですね!」


「うふふ、そうでしょうそうでしょう!」


春はみんなと別れお母さんの部屋に行き、ベッドの中に入り丸くなって眠り始める。

お母さんのベッドは優しく、いい匂いがしてとても安心感が強くなった。睡魔という悪魔が意識を借りに来るのも容易いと言うわけだ。すぐに意識を手放してしまった。

朝起きるとお母さんの胸の間に顔を填めた状態で起きた。まだ眠いしこの幸福感がすごいのでこのままでいいやと思い二度寝に突入する。

この時のお母さんの顔は幸せいっぱいという感じだったとか

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