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男女比が狂った世界で  作者: ノワール
13/21

HR後

夏休みって3ヶ月くらいありますよね(すっとぼけ)

HRが終わり先生が教室を出ていく、春はまわりに興味を抱かないで頬杖をついてただ外を見ていた。

編入して来た春のことが気になるのかクラスの子達は春を熱視線で見ている。ただ、声をかける人がいなかった。


「一条くん、やばくない...?」


「やばい...やばいよ」


「あれ、かっこいいとかそういうレベルじゃないでしょ」


「あんなの男も女も声掛けづらいよ...」


「だ...誰か声掛けてみなさいよ」


と周りがざわついているが春はなんのその、ただ外を見ていた。授業の用意を終わらせてただ外を見ていた。すると...


「わ、わたしが声をかけてみる!!!」


「「「「「おぉ〜〜!」」」」」


勇気ある少女が声をかけると言ったのだ。周りは勇気ある行動にただ、「おぉ〜」としか言えなかった。それもそのはず、ここで失敗すればこの先の学園生活はおじゃんだ。だから皆声をかけづらい。それほどに男は触らぬ神に祟りなし状態なのだ。


「ね、ねぇ〜一条くん?何かわからないことがあったら私に聞いてね!なんでも教えてあげるから」


1人の少女が春に話をかけた、周りの子達は静かにその様子を伺っている。一条春がどういう風に対応するかで今後の生活がガラリと変わる。皆がいい方向に行くことを願いながらその様子をただ黙って見ていた。


「うん?どうしたの?何か言った?」


シーン、と静かすぎる教室がさらに静かになった気がした。この距離で話をして聞こえないってのは無理があるかと思ったが微かな希望の外を見るのに集中していたor考え事をしていたの2つにかけてもう一度声をかける


「い、いや、あのね?ここに来たのは今日だし、分からないことがあったら私が何でも教えてあげるからって言ったの!」


「あ〜なるほどね。うん、その時は頼らせてもらうか...あ、ひとつ分からない事があった」


「え!な、何かなー?」


「名前」


「な、名前?」


「うん、君の名前、クラスメイトの名前覚えないとね」


にっこりとその少女に笑みをぶつけた


「はぅ.....」


「あ...」


バタンと倒れてしまったその少女は鼻血を出しながら幸せそうな顔をしていた。慌ててその少女の友人たちであろう人達が春に謝り、その少女を保健室へと運んでいった。

そんなこんながありすぐに授業が始まろうとしていた。

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