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あ、くまだ  作者: ペンネグラタン
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 お察しの方は多いかと思いますが、本作は夏のホラー2015参加作品「あ、くまだ(始)」の続編にあたるお話です。

 けれどもジャンルコメディです。



 皆さんこんにちは。

 こんなところまで来てくださって、私、とても嬉しいです。

 いや、お前誰だよ、と言われますと……ちょっと霊感があって、まかり間違って悪魔を召喚してしまったというだけのごくごく普通の女子高生です。特技はお裁縫。料理は絶賛勉強中です。

 はい? 今の自己紹介におかしいところがありましたでしょうか?

 はあ……まかり間違って悪魔を召喚してしまったのをごくごく普通とは言わないと。ああ、そうですか。やっぱり、そうなんですね。

 いえ、ごめんなさい。泣いていません。私はちょっぴり現実逃避したくなっただけなんです。


 私、小さい頃から、幽霊とか、妖怪とか、なんだか普通じゃないものが見えるみたいで、それでみんなから遠ざけられて見事ぼっちライフを送ることになった者なんです。ええ、悲しいほどにごくごく普通(自称)なんです。

 そんなぼっちライフに終止符を打つべく、強い決意を持って高校に入り、霊感を隠しつつ、趣味・特技を生かせる"手芸調理部"という部活に入ったんです。

 順風満帆のJKライフが待っていると信じて止まなかった私は気づきもしませんでした。

 その部活に入ったことが運のつきであることに。




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