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強者の苦悩  作者: 林葉
血と黄金と
16/45

戦慄の行進曲

「なんだ……これ」

 エドンが呟いた。見たことも無い魔物であった。


 黒く、ぶよぶよとした体は変に透き通っており、見たくも無い中身をさらけ出している。あらゆる魔物の死骸がその体内で循環していた。生き物たちの残骸の中に混じって、人間の頭部と思わしき物体がエドンの目の前を横切る。その頭部がくるりと回転して、その顔をエドンに見せた。


「カ、カイド……」

 目玉は溶け落ち、暗闇が力なくエドンを射抜く。頬はごっそりとそげ落ちて、桃色の歯茎を露出させている。もはや原形など留めていない顔であったが、特徴的な髪型がエドンにカイドだと知らせた。カイドの頭部は再び回転して魔物の体内を流れていった。


 敵、明らかな敵だ。他の生物ならまだしも、同族たる人間を食ったのなら、それは明らかな脅威。

 エドンは斧槍を構える。しかしその得体の知れない魔物に足がすくんだ。

 魔物は動きを見せる。体から鋭い触手を作り出し、いつでも攻撃できるように構えた。

 ついに最初の一撃が繰り出されようとした時、一筋の光が差し込んだ。そしてその光が消えたかと思えば魔物の体の一部が破裂した。


 吐瀉物の様な物が飛び散る。どす黒い体液が床を流れ、目玉の様な物が転がっていく。その目玉はマーキーの足下で止まった


。マーキーはそれを思い切り踏みつけると、魔物を睨んだ。そしてボウガンを構え、光の矢を連射する。

 魔物の体に強烈な閃光が突き刺さり、体内で炸裂する。魔物の汚い中身が雨の様に降り注ぐ。その弾みで狼の頭がデュークの方に飛んできたが、彼が首を少し動かすと頭はそのまま後ろへ落ちていった。


 矢を十発ほど撃った時、体型を維持することが出来なくなった魔物は地面へと溶けていった。床は黒く焦げ、辺りに腐臭が漂う。エドンは思わず顔をしかめた。

「最後の最後まで気持ち悪い奴だなぁ」

 マーキーが悪態をついた。それに対する返答は何も無い。マーキーはため息をついた。


「思いの外頑丈だったな。足りるかな……これ」

 マーキーは光の矢を数え始める。少しの間数えた後、大きなため息をついた。

「悪いけど……、二度三度同じ奴が来たらやばいな」

 マーキーはデュークに目を合わせた。デュークは喋るわけでも頷くわけでも無く、通路の続く先を見ているだけだった。


「“喰う者”は少し厄介だ」

 デュークはぼそりと呟いた。それにマーキーは反応して詳しく聞こうとしたが、デュークはそれ以上は語らなかった。

「……ついてこい」

 デュークはマーキーに背を向け歩き始める。ひたすら前に早歩きする一行。早歩きと言っても、ほとんど小走りに変わりない速度である。歩き始めて少ししてから異変は起こった。


 虫が蠢く様な音がだんだんと大きくなり、ついにマーキー達のすぐそばで聞こえるようになった。エドンの顔に焦りが見え始める。

「走れ……!」

 デュークの声を受けて一行は弾かれたように走り出した。その瞬間、後ろの枝道から例の喰う者がどろりと溢れ出してきた。その喰う者は鈍重な見た目とは裏腹に、速い動きで一行を追跡する。一匹だけでは無い。通り過ぎた分かれ道全てから喰う者達が姿を現す。喰う者達は一つの長い長い列を成して追跡する。


 もう後戻りは出来ない。立ち止まったその瞬間、捕食されることが決定するだろう。

 隊列の一番後ろを走っているエドンは恐怖した。自分のすぐ後ろを喰う者が追いかけてきており、その差はだんだんと縮みつつある。そしてエドンの足もそう速く走れるものでは無かった。少なくとも前の二人よりは。エドンは激しく劣等感を感じた。


 思い起こすことは少なくは無い。幻惑の罠に掛かり、デュークに投げ飛ばされる醜態。デュークと自分に対するマーキーの対応の違い。

 元傭兵団の一員でそこそこの立場についていた自分の驕り高ぶり、慢心、優越感。それらが自分を強者だと勘違いさせたのかも知れない。

 マーキーの制止も聞かずに、ほいほいと罠に食いついていた時点で自分の程度は知れていたのだった。


「くそがああっ!」

 エドンは叫び声を上げた。しかし状況は変わるものでは無い。その叫び声すら、喰う者が這う音でかき消されてしまった。


 喰う者は少し速度を上げた。黒い瘴気がエドンの背中をかすめる。後ろを振り返ったエドンの目に飛び込んだのは幾つもの触手。その触手がもう少しでエドンの背中に触れようとしている。エドンも速度を上げる。

 しかし、これが彼の限界だ。もちろん長く限界を出し続けることなど出来ない。是が非でもデュークに付いていかなければならない。


 エドンの少し前を少年が走っている。それを見たエドンにある考えが浮かび上がる。


 そうだ、このガキを後ろに放り投げて、餌にすれば少し時間が稼げる。


 エドンの頭に、正常な道徳観と言うものはとっくの前に崩れ去っていた。

 そして、その腕を思い切り少年の方へ突き出す。少年が掛けている鞄のベルトを握った。しめた! とエドンは思った。

 異変を感じ取った少年は後ろを振り向く。そこには血走った目をして自分の鞄をつかむエドンが居た。少年は鞄を投げ捨てた。

 感じ取った手応えがいきなり無くなった事にエドンは驚いたが、宙を舞う鞄を見て、少年が抵抗をしたと言うことは分かった。


「こんの……糞ガキィ!」

 後ろでの騒ぎに、何事かとマーキーが振り向いた。そこには少年の首を掴もうと必死になるエドンの姿があった。

 目は血走り、顔はぐしゃぐしゃに歪み。何より少年に悪意を向けているその姿は、もはや人の形をした何かであった。


 人に悪さをする生物を魔物と呼ぶが、強い執念、欲望を持った人間もやはり魔物であった。結局の所、この迷宮において一番の障害は罠でも魔物でも無く、人間そのものかも知れない。


 宝を目の前にしたり、窮地に陥った人間はいきなりその本性を現す。それはマーキーが基本的に一人で活動する理由だ。彼自身が駆け出しの頃、遺跡を探索する過程でパートナー達の醜い部分を垣間見た。それ以来、彼は一人で活動することを決めたのだった。

 今のエドンの姿はマーキーにとって見飽きたものであった。そして反吐が出るほどに嫌悪感を抱いた。


「扉だ……」

 デュークの声にマーキーは気を取り直した。遠い、遠いが扉が見えている。この無駄に広い通路の向こうに、豆粒ほどの大きさで見えている。あの扉の向こうが安全圏であると言う保証は無い。だが後ろは喰う者達の行列。あの扉を目指すほかに無いのだ。


 走るにつれ、だんだんと大きくなる扉。そしてエドンと喰う者の距離もさらに縮まる。

「ひっ! た、たた……助け。ぜえ……ぜえ……」

 しばらくの間全速力で走ったエドンの体力はもはや限界。いつ失速してもおかしくない。三級冒険者にあるまじき醜態。そんなエドンにマーキーは哀れみすら感じなかった。


 眼前に迫る扉、迫る喰う者。デュークが扉を開ける。

 派手な音を立てて開いた扉の先は、巨竜が収容できる様なだだっ広い場所であった。ごつごつした岩肌が露出し、魔力灯の光が空間を青く映し出す。奥の方になにやら台座の様な物が有り、上に何かが乗っている。

 その部屋に三人は雪崩れ込んだ。後一人は――。


「う゛ぁあああああああ!」

 少年が後ろを振り返ると、今まさにエドンが喰う者の触手に引きずり込まれようとしていた。エドンは地に伏し、その両足に太い触手が絡みつき、ゆっくりと引きずっていく。


「た、頼む……! たた助け、助けてくれ。なっ!」

 エドンは少年に向けてそう言った。しかし、少年は無表情。怒りも悲しみも哀れみも無い。ただただ引きずられるエドンを冷たい目で見下ろしていた。それは少年を餌にしようとしたエドンの報いか。


 喰う者はエドンの体を包み込んだ。捕食開始だ。にちゃりとした音が響き、エドンの体が少しずつ形を変える。頭が、腕が、脚が食べやすい様に分割され咀嚼される。湿った音がリズミカルに鳴り、エドンの体は崩壊する。

 ぐしゃっ。圧力に耐えきれなくなったエドンの頭部からは、目玉や脳漿やらが漏れている。光の無くなった目が三人の方を向いた。


「扉を閉めろ」

 はっ、となったマーキーは急いで扉を閉めた。あの喰う者の前では時間稼ぎにしかならない。いや、時間稼ぎにすらならないだろう。


 三人は部屋の中央へ向かう。デュークは後退しながら抜刀した。紫色に光る刀身がマーキーの目を刺激した。そのとき、マーキーはぞくりとした感触を味わう。

 今まで味わったことの無い感覚、威圧感。それは闘う気になったデュークから発せられている。


(なんて奴だ。今までのは手加減。いや、手加減とかそんな次元じゃ無い。今までの敵を倒すなど、奴にとっては小バエを払うくらいにしか思っていなかった!)


 今のデュークが本気なのかは分からない。恐らく本気では無いのだろう。まるで、「ちょっくらやるか」とでも言うような。そんな僅かな闘気でも十分マーキーを震え上がらせた。


 扉が軋む音が聞こえた。エドンを食い終わった喰う者は進行を再開したらしい。

 ギチギチと音を立てて扉が反り返る。限界ぎりぎりに反り返り、今にも弾け飛びそうである。

 しかし、もうすぐ壊れそうだという所でそれは収まった。三人は身構える。

 訪れる静寂。しかしそれは嵐の前の静けさであった。


「なんだ? 急に……」

 マーキーが言いかけた時、鈍い音を立てて扉が潰れた。扉の向こうにあるのは黒い壁。いや違う、喰う者の体だ。

 喰う者達は遠慮無しに部屋に入ってくる。雪崩、川の氾濫、土石流のように止めどなく押し寄せる。


 あっという間に喰う者達はマーキー達の前方を埋め尽くした。その迅速さは、まるでどこぞの特殊部隊を連想させた。マーキーの苦々しい記憶がよみがえる。


 しかし喰う者はすぐに襲いかかる様子は無い。なにやらモゾモゾと動いている。マーキーは目を凝らす。

「あ……、なんだって……」

 横に隙間無く敷き詰められた喰う者達。その個体と個体の間、つまり境界線が消え失せた。隣り合う喰う者達は一つになる。

「食ってるのか……? 同族を」

 一回り大きくなった個体は周りの小さな個体を吸収する。そしてより一層大きくなった個体が、少し大きい個体を吸収。

 そして黒い山が出来た。木の幹の様な触手で覆われ、中は数え切れない程の魔物の残骸が浮いている。その様はまさしく死の山。


「下がってろ……」

 空気が震えた。部屋全体の温度が氷点下まで下がり、水も血も容易く凍らせるような空気。

 実際には温度は変わっていないというのにマーキーの腕は震え、ボウガンを握っているのがやっと。それは体温を上げる為の生理現象では無く、何か恐ろしいものを見た時の精神的な震え。

 

 これが強者の威圧。本人が意図していなくても、立っているだけで周りを震え上がらせてしまう。さらに悪いことに、今のデュークはそれを隠す気などさらさらなく、隣でマーキーが震えているのを全く気に掛けていない。


 デュークが発したのは一言だけ。それでも、どこの国の王よりも従わせる力があった。強者の絶対的な一言にマーキーはただ足を後ろにやった。


 デュークの存在に気がついた巨大な喰う者は触手をうねらせる。

 そして一瞬の風切り音の後、喰う者の真横の壁が轟音を立てて抉り取られた。人よりも大きい破片が雨の様に降りしきる。

 喰う者は再び触手を頭上にやった。今の一撃は予行演習。己の力を相手に示し、恐怖感を煽る。そんな喰う者の思惑が見えた。恐怖のあまり動けなくなった人間達を捕食、というのが喰う者の思い描いている光景。


 当然のごとくデュークは何の反応も示さない。それを恐怖で動けなくなったと勘違いした喰う者は、捕食するために触手を伸ばした。

 じゅるり、と言う音を立てて触手がデュークに急接近。だが触手はデュークの一歩手前で縦に真っ二つに裂け、床に落ちた。

 焦げ付く臭いを残し、触手は床に溶けた。

 二度目、三度目の攻撃も同様。デュークの体に一部も触れること無く、パスタのように千切られていく。


 喰う者も学習能力が無いわけでは無い。何回か触手による一撃を試した後、数え切れない程の触手であらゆる方向から一斉に攻撃した。その速度はマーキーの動体視力を持ってしても、残像しか見えない程だ。


 前から、右から、左から、上から繰り出される攻撃。触手の集合体は一つの大きな壁となってデュークに襲いかかる。

 しかし!


 いつものような、小さな風切り音が一度響いた。それと同時に全ての触手の動きが止まる。

 マーキーは目を疑った。

 触手を二分する様な線が入っている。そして風が吹いたかと思うと、触手が二つにずれた。

 ボトボトボト。小雨でも降るように、柔らかい物が床を叩く重低音が鳴り始めた。


 これには喰う者も驚きを隠せない様子。短くなった触手を引っ込め、体を激しくくねらせる。鬱陶しそうだった髪の毛が綺麗さっぱりと散髪されたようだった。


「す、すごい……」

 マーキーのデュークに対する賞賛はそれだけ。しかしその一言は純粋で、正直な一言であった。


 戦いはまだ終わっていない。

 触手による攻撃が無駄だと判断した喰う者は移動を始める。小さかった頃は素早く移動できたが、その巨体では自重が移動そのものを阻害している。

 もはや巨竜と変わりない大質量。耳をつんざくような地響き。喰う者の足下の床が次々とひび割れ、砕け散る。

 喰う者はデューク達をまとめて潰すつもりだ。


 デュークはおもむろに片腕を頭上に突き出す。そしてぐるぐると回し始めた。


(次は何が始まるんだ……?)

 マーキーは黙って見ていることしか出来ない。


 風が吹いた。床の塵が舞い上がり、一つの渦を成す。その風はどんどん強くなり、マーキーのマントをばたつかせた。

 その風はものすごい勢いで加速し、まともに目も開けられない程になった。

 突如としてこの部屋に暴風が吹き荒れる。その渦は喰う者と同じ大きさ、いやそれ以上かも知れない。

 マーキーは必死になって帽子を押さえる。


 風属性の魔術。それを渦状に形成し、ひたすら魔力をつぎ込むことで台風を作り出すことが出来る。

 この台風で喰う者を吹き飛ばすつもりか。それは違った。デュークはこの台風に一手間加えたのだ。


 台風を前に押し出す。塵や瓦礫などを含んだ灰色の台風は喰う者に矛先を向ける。

 そしてデュークはその台風に向かって、斬撃を放つ。三日月の形の光は台風に向かって放たれ、内側に入り込んだ。

 マーキーが目を開けると、そこには数え切れない程の三日月の光が台風の中で高速回転している。


 ところでゾーク王国の国民は“粉砕器”と呼ばれる物を料理に使っている。底に取り付けられた刃を風で回転させ、中の食材を切り刻み、混ぜる魔道具だ。

 ただでさえ凶悪な台風に、デュークの飛ぶ斬撃が加わればどうなるかは想像に難しくない。


 黒く巨大な山と、白く輝く台風が一つになろうとしている。

 喰う者が這う音と台風の轟音が重なり、何が何だか分からない。マーキーはぽかんと口を開ける他にすることが無かった。


 喰う者は台風に構わず進もうとする。しかし力の方向が徐々に上を向き、体の端が浮き始める。

 何かの危険を感じ取った喰う者は触手を吸盤に変化させ、床に貼り付けた。しかしそんなものは気休め。喰う者の努力むなしく、ついに体が完全に宙に浮いた。喰う者は周りの瓦礫と一緒に台風に飲まれ、中心部へ吸い込まれる。


 濁流の中にいるような、ごぼとぼとした音がマーキーの耳を浸食する。

 切り刻む音、潰れる音、落ちる音が同時に鳴り響く。史上最高に汚い演奏が始まった。観客はたったの三人。


 灰色の台風は喰う者を巻き込んで真っ黒に変色。始めはその重さで回転することが無かった巨体がだんだんと小さくなって、ゆっくりと回転を始めた。回転は爆発的な加速力で速くなり、複数の円を描き始める。


 まとまった塊が床に落ちて溶ける。もはや個体維持など出来なくなった喰う者は、“ただの汚い塊”となって部屋に降り注いだ。

 やがてほとんどの塊を吹き飛ばした台風は徐々に勢いを弱めて、そして消えた。


 静寂が訪れる。

 見渡せば、そこら中に汚い塊がある。しかし少し経つと、ジュウと音を立てて溶けていった。それでも喰う者が生前捕食した魔物達の残骸は残っているのだ。


「なあ……。清掃人でも雇おうか?」

 マーキーが喉から絞り出したのがこの台詞。実につまらないジョークであった。


 デュークは刀を鞘に収めた。それと同時に、さっきまで渦巻いていた強烈な殺気が嘘のように縮まった。

 マーキーは震える手で葉巻に火をつける。口から吐き出された紫煙は少しの間マーキーの眼前を漂っていたが、やがて消えた。

「あれ……、なんだ?」

 台座の存在に気がついたマーキーは、その上の宝箱を指さす。「なんだ?」と聞かれても答えられる者はいるはずが無い。しかしこの混沌とした状況の中で、聞かずにはいられなかった。少しでも疑問をぶつけられる相手が欲しかったのだろう。


「あ! そうだ。あんたが貰う約束だったっけ?」

 マーキーは思い出したようにデュークに聞いた。

「いや……」

 マーキーは少し俯いた。あれほどの喰う者を討伐したのだ。デュークがいなければ今頃奴らの餌であっただろう。マーキーはデュークに対して引け目と申し訳なさを感じている。だから次の台詞に困った。どう言って良いか分からない。

「あ、ありがとう」

 マーキーは一言だけ呟いた。デュークは何かを言うわけでも、頷くわけでも無かった。


「さっ、早く。あんたが開けてくれないと締まらない。俺が一番最初に開ける資格はなさそうだしな」

 デュークと共に探索することを許可してくれたこと、たった一人で巨大な喰う者を討伐したこと。それらを総合して、宝箱の中身に一番最初にありつく機会をデュークに譲ったのだ。


 デュークは台座に続く階段をゆっくりと上る。そして宝箱のすぐ目の前に来た時、喋り出した。

「ところで、お前は何者だ……!?」

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