表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夜を吸う、霧を編む

作者:Kou
最終エピソード掲載日:2026/02/12
二十年ぶりに会う旧友を待つため、私は山あいのバス停に降り立った。
街灯が一つだけ灯る、静寂に包まれた夜。
立ち込める霧の中から現れたのは、かつての私と同じ、誰かに認められたいと叫ぶ一人の若者だった。

「俺は間違ってない。なのになぜ、誰も見てくれないんだ」

若者が吐き出す焦燥の熱を、今の私はただ、夜の空気とともに静かに吸い込む。
これは、自分自身を追い詰めた刃を収め、ただ自分であることの充足を知った男の、再会までの短い記録。

「……久しぶりだな」

霧が晴れた先にある、答え合わせも説教もいらない、大人の再会の物語。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ