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トワカ、失われるひと

 預言者トワカは、未来の世界崩壊をとめるため、そのヒントを探している。

 AI(えーあい)のメグも一緒だ。



 AIのメグは、VR技術を発展させたデバイスの小型化によって、トワカのVRアクセサリーから、未来の空間ではVRアバターとして、隣を歩くこともできる。


 今回は簡単仕様で、アクセサリーからスクリーンにアバターを表示させるようにして、行動を一緒にしている。


 トワカは、調査をこなしていくなか、これだ、というものを発見することになった。


 それは、黒いサークルからの移動中、なにかの声をきいたからだ。

 それは、呼ぶ声だった。


「カラトさん」


 そう、カラトはダストテンダーの店長だ。

 トケルンを預けたひとだ。


 戻ろう。


 トケルンが導いてくれる気がする。

 そして、時間凍結した日に戻ることになった。



 すると、トワカは自身の行動をもう一度、確認しながら、移動していると、トワカをつけてくるひとがいた。


 アパートまでついてくる。


 そして、コールドタイムの設定をして、立ち去るときにその姿を確認できた。

 そのひとは、たしかこの時代でメグと呼ばれたひとだ。

 テンダーの店長との話しででてきた。



 やはり、あのときに気づいていればよかった。



 きっと預言レポートにかいた、失われるひとは、この女性だったのだろう。

 足早に駅前にあるサークルの出現ポイントまで戻り入る瞬間に、その女性も駆けてきた。

 何かを言ったが、聞き取れないままに、トワカはサークルに吸い込まれていく。



 時間移動をするのに必要な設定する時間は、AIのメグに任せてある。

 今回はコールドタイムの設定と、そして、崩壊を救うためのヒントを探していたが、ここでカラトがでてくるのだから、きっとテンダーは、おおきく関連しているのだろう。


 もっとダストテンダーについて調べてみよう。

 AIのメグに話す。


「記録よろしくね。テンダーとカラト、それに店員のメグ」


 AIのメグにも記録してもらった。


 トワカの利用している黒いサークルは、ほかの申請のものより、出現時間が長い。

 そして、申請の期間も長く延長されている。


 それは、このデバイスを開発した責任として、歪んだ時間軸を直していくために、必要だったからだ。

 コールドタイム技術もそのひとつ。



 そして、AIのメグの助けによりもう少しで、時間の崩壊をとめる手立てが見つかりそうだ。

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