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かき氷
風鈴が鳴る軒下のベンチに座って、私と親友はかき氷を食べていた。シロップは私がイチゴで彼女がレモン。
「ん~!」
食べ始めれば早速、彼女が頭を押さえて足をじたばたとさせる。私はキーンとならなかったので、彼女をからかって遊ぶ。
一通り彼女で遊び、かき氷を食べ終えれば、つかの間忘れていた暑さと蝉の声が五感を刺激する。
「毎日毎日暑いねぇ」
気休めに舌を出し、息を吐く。
「舌、真っ赤だよ」
彼女も自分の舌を出しながら笑う。勿論、彼女の舌は黄色くなっていた。
健康的なピンク色に色付く黄色と、暑さで上気した彼女の白い肌、汗ばんで張り付いたシャツ。
私はそんな彼女にちょっとムラっときた。
「むぐ!」
ムラっとしたので、彼女にキスをした。何も悪くない。
舌を絡め、それなりに長く深いキス。
「何すんの!」
それは、彼女が私を押しのけたことで終わりを告げた。
「いーじゃん。減るもんじゃないし」
私がそう言えば、彼女はべえと舌を出して私を非難する。
「ん?オレンジ色になってる」
彼女の舌は、私の赤色が混じり、色が変わっていた。
私も舌を出せば、
「ホントだ!」
彼女が大声で笑った。
本当にオレンジ色になるのかは知りません。なればいいなぁとは思いますが




