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三歳差

私と姉は三歳差で、ちょうど私が中学に入ったら、姉が高校に入るということだった。それは姉が楽しそうに語る中学生活には私はおらず、私の中学生活にも姉はいないということなのだ。

これは私が高校、姉が大学に入る時も同じという訳なのだが、

「うち、東京の大学受けるんよ」

姉がそう言ったとき、私は頭をガツンと殴られるような衝撃があった。

「それ、ホント?」

「うん。先生がね、お前なら受かるやろって」

三年の歳の差は、私の家からも姉を奪うというのか。

そんな、誰にも向けることのできない怒りに身を任せ、

「だったらうちも東京の高校受ける!」

私はそう姉に叫んだ。

そして、叫んで冷えた頭で考える。もしかしたら、これはいい考えじゃないかと。

姉妹で東京の学校に受かったとしたら、たぶん二人で住むことになるだろう。そしたら、普段は大好きな姉と二人っきりということで。

「絶対、ぜーったい。東京の高校、受けるんだから!」

困り顔の姉に、私は宣言した。

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