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赤く

私の彼女は赤面症だ。何かあるとすぐに顔が赤くなる。

「私と付き合ってください」

告白の時も、顔が真っ赤で可愛かった。

「手、つなぎましょう」

手をつないだ時は、手まで真っ赤だった。

「好きです。愛してます」

初めてのキスの時は、心配になるくらい真っ赤になっていた。

「よろしく、お願いします」

セックスするわけでもないのに、同じ布団で寝た時は、目まで回していた。

「すごく良かった」

初めてした時は、枕に顔をうずめていたのでどうだったかは分からない。

「不束者ですがよろしくお願いします」

二人上京して、同棲した時は彼女の笑顔の方がまぶしかったのを覚えている。

「絶対に幸せにします。一緒に幸せになりましょう」

プロポーズの時は、薔薇よりも彼女の顔の方が赤かった。

「女同士だって幸せになれるんです!」

彼女が、厳しい私の親に啖呵を切った時も、半べそになりながらも言いきってくれた。うれしかった。


そして今は、白のドレスに、彼女の赤がよく映えていた。

「今、幸せ?」

私の目は、赤くなっていたと思う。

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