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むせるほどの鉄の匂い。人が絶えた家屋特有の埃くささの廃ビル。そこで女同士見つめ合う。視線交わすは因縁の宿敵。

私が刀で相手を壁に縫い付け、逆に相手が私に剣を突き立てるという、互いの生殺与奪を握る構図。どちらが先に失血死するか、反撃を許さず即死させるかの勝負。

口から血を吐き、傷から生がこぼれる。お互い、血溜まりができるほど命を流していた。

血と息を大きく吐きながら、身体全体で刀を相手に寄せて殺しにかかる。

その時、相手がこちらの唇を奪い、血を舐めるために舌を入れてきた。私はそれに対し、思いきり歯を立てる。したらば、相手もこちらに噛みついてくる。私たちは、歯と歯で噛み合う、キスの様な物をし始めた。

頭の中に直接響くようなゴリゴリという音と共に、何かが崩れる音が耳に入る。

正体はビルの壁の崩壊音。脆くなっていた壁が二人の力に耐えきれず崩れたのだ。

「またね!」

そう言いながら、私の拘束を解いた彼女がゲートの魔法を使い、虚空へ消える。

私は追うことができず、その場で意識を手放した


こんなのがファーストキスだと気付いたのは、病院のベッドで目覚めてからだった

ちょっと詰め込み過ぎた感じがある。

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