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風呂上がりの姉妹

私の姉はだらしない。

服はそこらに脱ぎっぱなしにするし、お風呂上がりの髪もちゃんと乾かさない。洗濯物も私に丸投げするし、そもそもほとんどの雑事を私に丸投げしてくる。妹を優秀に育てるためなのだ!と姉は言うが、適当な言い訳だと思う。

本当は甘やかしてはいけないのだけれど。放っておいたらどんなになるかわからない。だから結局最後は手を出してしまう。

「ほら、姉さん。ドライヤー」

「ん~?代わりに乾かして~」

やっぱり今日も、私は姉の髪を乾かすはめになる。


私の妹はしっかりしている。

私と違って干す時の事を考えて洗濯機を回すし、お風呂から上がれば肌の手入れや髪の手入れをちゃんとする。他にも、だらしない私の代わりに、本来分担するべきことを一手に引き受けてくれる。

でも、本当は、私だってちゃんとできるのだ。

やらないのは、妹から漂う石鹸の香りとか、手に残った乳液とか、濡れた髪とか、そういうものを感じたいからなのだ。

でも、そんなこと言えない。言ったら、嫌がられそうだし、嫌われそうだ。

だから、私は今日も妹にいっぱい迷惑をかけて、色々なものをごまかすのだ。

姉妹百合の流れで生まれた産物。20分くらいで書いた

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