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とあるバス停

作者: しほねこ

雲間から陽だまりが射す



雨に濡れた土とアスファルトの匂い



濡れた地面に足を入れて遊ぶ子供



ここはどこにでもあるバス停



看板は錆び付いていて、時刻表は



もう分からない



俯いている体を起こし


空を見上げると、待合室の空いた隙間から



日差しが差し込む



ここでたくさん笑った泣いた



横でこう呟く。



麦わら帽子と小麦色の肌が似合う




彼女はこう微笑んだ。




「本日は何処までおでかけですか。」



この町から僕は出るんだ



そう一言呟く



少女は泣いていた


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