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ド派手な泥棒!!?~なぜ、冷蔵庫?~

 深いことは考えず、サクッと書きました。ただの思い付きです。

 タイトルが変わるかもしれませんが、温かい目で見守って下さい。



 *****


 あたしは深波有希(みなみあき)。職業は大学生。


 ……特技?才能?

 

 ―――――そんなものは、持っていない。

 ごくごく、平凡な女なのです。


 ちゃらんぽらんではあるけど、地味ではありますけど、それなりに、平和な毎日を送っておるのです。

派手じゃなくてもいいから、地味でいいから…さ?


 *****






 

  「たらいまー」

 …一人暮らしのアパートだけど、一応。


 あたしは玄関で靴を脱ぎ捨てた。



 あー、それにしても疲れた。今日の夕飯、何にしよう。


 いや、その前に風呂入ろうか。


 うん、そうだ、それがいい。

 …で、入浴剤何にしよう?


 ……嗚呼、今日も、平和だ。今日も無事に一日が終わ――――――







 ―――――おう?



 ………なんだ?





 台所に、誰かいる!





 *****






 後ろ姿だけど、あれは男だろう。身長180センチは超えてる。



 …それにしても、派手な髪の色だ、凄い濃い紫。だけどなんか意外と桂っぽくないし、自然。

 ―――髪染めるのに、一体どれだけこだわってんだ!?よく傷まないもんだなー。

 


 …と、勝手な想像はこれぐらいにして……


 あいつ、 

 

 絶対泥棒だ。




 だって、なんかきょろきょろしてるし。…でも、鍵はちゃんと掛ってたよな?窓もちゃんと閉めたし。

 

 ん?もしかして、こっちにまだ気付いてない…?








 ・・・・・・・・・・・・。






 必殺・・・・ライダー、キーック!!!!



 「うぐえッ!?」




 おっと、手ごたえあり。背中に、クリティカルヒット!!




 目の前の目立つ泥棒はそのまま前のめりに倒れて、涙目でこっちを向いた。


 うおい、泥棒のくせに随分と端正な顔立ちしたにーちゃんだな。瞳茶色いし、まじ美青年。歳は20代ぐらいだろうか。まだ若い。


 きっと不況で職を失ったんだろうよ。それでぐれてこんな行動に。

 …ま、あたしにはそんなこと、かんけーない。

 

 警察に電話しようとか一瞬考えたけど、何も取ってないみたいだし、何よりそのあとが面倒くさそうだ。



 うん。許してやろう。

 

 「…警察に追放するつもりはありませんから、早く出て行って下さい。もうこんなこと、しちゃだめですよ?」


 わあ。あたしって、なんて優しいんだ。



 泥棒美青年はそのままじーっとあたしを見ていた。

 許してやるっていう言葉に、ショックを受けたんだろうか?


 そしてやっと口を動かした。





 「…お前、女か?」

 



 ―――――は?


 


 はあああああ???

 い、いくらなんでも…ええええ!!


 あ、あたしが女に見えないとでも、いうのか!!??



 「…ちょっと、アナタふざけてるんですか?」


 ―――――わあ、こんなに血の昇った脳ミソなのに、礼儀正しくお返事できた自分に拍手だ。涙出てきそう。



 「やっぱり、女なんだな!!?」


 だから…。??おい。いきなり何してくれちゃってんの?


 「頼む!!一緒に来てくれ」



 そいつは、あたしの手首を掴んで引っ張る。

 「な、何してるんですか、離して下さい!!」


 こいつ、精神異常者だァーーーー!!離せ、離せえ!!!痛っ!!何気に力強いし!!くっそ!!



 「頼むから!!」



 うわっ!!

 精神異常者でも、やっぱり男だ。

 あたしはいとも簡単に片手で担がれてしまった。


 「は、離してよ!!」 

 「あ、暴れるな、危ない!!」


 あたしを担いだまま、冷蔵庫のふたを開ける。


 「―――――っ!!?」


 冷蔵庫の中身じゃなかった。


 明らかに違った。


 まるでそこだけ空間がねじれているようだった。


 「ちょっとだけ、我慢してくれ!」

 

 あたしに向かって男は早口に呟く。

 

 「や、な、離してっきゃッ―――――…」


 目の前が、いきなり真っ暗になった。


 

 

 色々と突っ込みたいところはあると思いますが、目をつぶって下さい。

 これはちょいちょいです。

 書きたいことは日に日に変わります。

 なぜなら作者は一発書きだからです。

 その日の気分で文章が変わります。

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