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同じ塾で隣の席の女の子が可愛い。  作者: raitiiii
中2の3学期
71/133

第71話 塾で漫画の感想会をしました。

「はい、今日はこれでおしまい。 2人ともお疲れ様!」


「「ありがとうございました!!」」


 今日も塾に来てから北山先生に勉強を教えてもらった。


 今日は北山先生いつも以上に張り切っていたな。


 受験がある今年最初の授業だったから、気合いが入ってたのだろうか?


「ねーねー2人ともこの後時間ある?」


 俺たちは帰りの支度をしていると笑顔の北山先生に話しかけられた。


 どうしたんだろう? 笑顔だから悪いことではないと思うけど……。


「別に大丈夫っすよ」


「私も少しなら大丈夫です」


「なら、前言ってた漫画の感想会しましょうよ! 最近新刊発売されたし、ちょうど良いタイミングだと思うの!」


 北山先生の声が弾んでいる。 楽しみにしていたみたいだ。


 俺も語り合いたいし、ぜひしたいな。


「いいっすね! やっちゃいましょう!」


「私も北山先生としたいって思ってたんですよー! もう! 言ってくれないからおじゃんになったのかと思ってましたよー!」


「ごめんごめん! 2人とも大変そうだったし、私も大学のテストやレポートに追われてて忙しかったのよ」


 北山先生は少し恥ずかしそうに謝る。


 俺たちもそんなことを言いながらも、表情には笑顔が浮かんでいた。


「じゃあ、これ話に付き合ってくれるお礼」


 北山先生はチョコレートとココアを渡してくれた。


 甘そうだ……でも、この甘味は今の俺たちには嬉しいな。


「じゃあ、飲食禁止だから駐輪場にでも行きましょうか!」


 俺たちは北山先生について行く。


 今日は近藤さんは家の都合で休みだし、阿部さんは見たいテレビがあるからと言って先に帰った。


 村上さんは話題に出る予定の漫画を知らないから、先に帰るってさっき言ってたな。


 俺たちは外に出る。 肌寒い風が吹き、少し身震いしてしまった。


「2人ともさ、あの漫画のどこが好きなの?」


 北山先生が先陣を切る。 それに俺たちは続いた。


「私はキャラ同士の駆け引きが好きです! 特に主人公とライバルの駆け引きが好き!」


「俺はストーリーの面白さっす。 後は絵が綺麗なのと、キャラクターがカッコいいから好きっすね!」


「ほうほう……確かにそれも良いよね。 私は世界観が好きなの。 あの世界観珍しくて、なんかドンドンハマっていかない?」


「分かります! 私もドンドンハマっていって、夢にまでキャラクターとか世界観が出てきましたもん!」


「俺も分かります。 なんだか辛い物食べれないのに食べたくなってしまうような感じっすよね……」


「「それはちょっと違う!!」」


「あれぇ!?」


 俺達は寒さなど気にせず熱く語り合う。


 あまりにも熱く語りすぎて時間を忘れるほどだった。


 俺たちは塾長が話しかけてくるまで語り、次の感想会の約束をして、この日は解散となったのだった。

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