『落下する意識の狭間で、世界平和のために』・・・『詩の群れ』から
『落下する意識の狭間で、世界平和のために』・・・『詩の群れ』から
㈠
意識の狭間よ、ただ我の自我のためではなく、世界平和のために、だろうだ。
だろうだ、音楽も文学も、世界平和のために、だろうだ。
だろう、しかし、俺は、落下するよ、だろうだ。
何のためなんだろうだ、意識の狭間で何が起こっているんだ、え?
㈡
だろうだ、気軽な軽快が、言葉の連続さ。
言葉の連続、それが意識の狭間で起こっているなら、確かに落下するだろう。
だな、世界平和のために、自分は落下するんだろうだ。
だろうだろうだ、謙遜するなよ、俺もお前も、我々の平和さ。
㈢
落下する意識の狭間で、世界平和のために、ってことで、世界平和万歳じゃないか、だろうだ。
そうだろうだ、涙が出なくても、心が泣いていることはあるからね、世界平和のために、だろうだ。