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業務連絡釈迦シェイクナンバー12

作者: ムラカワアオイ

「もう一度あの日のように」


繰り返す、

白雉の王様は、

自ら破って捨てた、

服を朝まで探す。

指紋、

疑問。

ギフト。

頓服を飲み続け、

王様は死を選択した。


もう一度あの日のように。

笑えるなら笑いたい。

晴れはやって来る。


日を神として拝む国の捨て駒は歩くのみ。


黒いセブンスターに火を点けては、

奈穂子を想う。

僕は生きることだろう。

無邪気に、

繊細に。


この日を取り戻すためならなんだってする。


きれいに並ぶ林檎たち。

泣かないで。

フィルムの中の反転したこの街の風景。


繰り返す者達の反乱。


天使の涙は永遠にきれいなものだろう。

僕は産まれてきたのだから。

きっと。

永遠に。

「タイトルマッチ五分前」


満月の夜。

世界のウラ。

五年連続王座獲得。

唇をなめて、

頬を触り、

爪を噛む。


タイトルマッチ五分前。

奇跡は四六時中起きるモノ。

ホワイト6にも勝てる権利を。


じんわりとタイトルマッチに生きるべきかな。


世界の果てに満月がある。

家に帰ると教科書を読むのが面白かった。


この気持ち、

世界よりあなたに伝えたいのが本音です。


543210。


また、

台風かよ。












「一生懸命な詩」


 前略 愛しの人へ。


 お元気ですか。僕は元気にしています。突然のぶしつけをお許しください。



 僕はあなたに会って変わりました。物事を一生懸命に頑張れる人間に少しはなれたかもしれません。

 あなたに一目惚れをして、声をかけたコンビニ店員はもうとっくの昔に辞めました。初めてあなたに触れたとき、「この人だけは大事に大切にしよう」と心底、想いました。あなたとの時間が僕を育ててくれたような気がします。あなたを抱いた時、涙が出ました。

 何故だか涙が溢れました。柔らかい唇。あたたかい心。ごくごく、忘れられない恋をしましたね。

 あなたは、きっと、あの人と一緒にいることでしょう。友達、皆に言われました。きれいな彼女だね。と。あなたは覚えていますか。大阪城が、どでかく見える、ホテルのスイートルームで冬季オリンピックを見て笑って泣いて、馬鹿言いあったことを。


 僕はあなたのような人を常に好きになります。でも、あなたはこの世に勿論、一人しかいません。色っぽくて可愛くて、スタイルが良くて、茶目っ気があって、気まぐれで。映画に一緒に行っても常に泣くところ、笑うところが一緒で。

 

 タイトルは忘れましたが、あなたと観に行った映画館。エンドロールが終わると、泣きながら二人、クチヅケを交わしましたね。

 

 一生懸命に出来る男でありたかったです。僕の描いた絵を観て、センスがいいね。と言ってくれたことは一生の宝です。

 僕は今も懸命に絵を描いています。出世も少しは出来ました。あなたのおかげです。これは本当に思います。


一生懸命な詩をこうして作りました。

僕は毎朝、起きる度にあなたの可愛いきれいな顔を思い出します。

それでは、この辺りで筆を置きます。

あなたに悔しいけど、幸福がありますように。

         

                                   草々

「病み連合会」


病み連では可愛い薬剤師さんを募集しています。

病み連では自家用ジェットにあなたを乗せて飛んでみたいと思います。

係長にはチョコレート兄妹、妹が就任し、

部長には私、チョコレート兄妹、兄ことムラカワアオイが選出されました。


皆さんに提言です。

病んでいる方が面白い人生を歩めるのではないのでしょうか。

そう、想う9月19日、祝日です。


さあ、良い意味で病みましょう。


そうしたら、理想のあの人が手に入るかもしれません。


さあ、はじめましょう。



天国のおばあちゃんが、今、笑ったような気がします。

皆さん、

御一緒に、

さあ、はじめましょう。















「インディア」


神は望む全ての者の幸福を抱くのであろうか。死刑囚にも林檎を与えるのであろうか。

神はジーンズの汚れも洗い落としてくれるのであろうか。

神業で。
































「彼女」


いつも、

きれいで、

いつも優しくて。

きれいな目を持つ彼女。

大日本帝国の愛すべき娘。


愛してた。

憧れてた。

望んでた。


今頃、

夕食を作っていることだろう。

彼女。

ただそれだけの素直な詩です。

僕から世界へ。

僕から彼女へ。


さて、

役者は揃った。

僕の指は今日も絵の具まみれです。


愛してる。

愛してる。

愛してた。

愛してた。


何も気取らず。

何も飾らずに。


愛してる。

愛してた。


キャンバスにはきれいな花が咲いています。


「決着」


だらだら書くつもりはない。バサッと音がしてきれいに文字を汚す。僕の決着は付いた。


































「泣いたことはあるか」


お前は本当に独りで独りっきりで泣いたことはあるか。

僕は最悪の中の最悪を知り、

独りきり泣いた。


お前は本当に泣いたことはあるか。

独りで独りっきりで。


僕は今、詩をチョイスした。

僕が決断を下し、僕が選んだ最果ての言葉たち。


すれ違った二人の物語。


お前は本当に泣いたことはあるか。






















「心底」


心底。徒然。なるほど。世界。愉快に。ちぎれてはその日を心底知れ。

陽はまた、昇るはず。

心底。
































「計算」


願いましては。

一に手裏剣、

二に遊び。

三に大好き。

四の五のrap。

かちかちのおにぎり。

空手チョッパー、

ベースを壊す。


600回、

最終コーナースピンアウトはセーフ。

願いましては亜紀子のほくろが9000回。

あられが降って、

僕、

勝った。


交渉難航メルセデス。

寿限無と笑えおめでとう。

喋り語り世は色白。


Ab型の秀才彼女。

きれいな胸の持ち主は今日も努力を怠らず、

札束、

数えて気が狂う。


ファミレスで論じてハンバーグ。

千円頂戴、

お姉ちゃん。

果たして貴女は何者だ。

僕はどうやら勝ち戦。

大好きだから抱きしめた。

これで終わりと想うなよ。


ざわめく前にキスしよう。

「ジャム」


あいつを抱き寄せた写真。倉敷で、あいつは、「私を撮って」とサイソクした。

もう、会えなくなるね。

ジャムを食パンにぬる度にあいつを想う。

僕は三度、

死んだ人間だから。






























「テレビというノリが嫌い」


あれ見た。これ見た。

見てないよ。僕はテレビというノリが嫌い。

眠れぬ夜にコンビニに買い物へ行くと小猫が僕を不思議そうに見ていた。

テレビというノリが嫌い。

可愛いあの人がニュースを読んだら別ですが。






























「暴威」


歩きたくない。

いっそのこと、楽になりたい。

しんどい。だったら。

あなたの生き方は否定しない。

だけど、

この街の片隅で、

ぶるぶるとフルエルだけでは道もやって来ない。


傷をなめ合うだけでは人間は自由を獲得できない。

いつかのエンツォフェラーリのように。


暴威は満たされたら用無し。

我々は、

心臓を持ち、

脳を持ち、

心を持ち、

体を持つ。


自由の獲得は自分次第の努力の結果。

我々は、

歩かなければならない。


人間である。

墜ちるコトより、

それ以上の人間であれ。


そのための足が二本ここにある。

どんなに、足をくじいても。


歩むんだ。





「なな」


騙されだましだましでは通用しない、

ななちゃんの恋愛。


分からずにキャベツをかじる、分からず屋。

踏み切りで連写。

ななちゃんにどっかへ行こう。

と命令された。


生易しいものが遠のいてく。

そのままの、

ななちゃんのファンは多い。


ななちゃんの嘘も分からず屋。

ななちゃんのトリックに学べばいいのだろうか。


ななちゃん。

はどこまでもななちゃん。


僕の自由表現部門にて。


オチナイオチナイ。


神社で犬が可愛げに。

神主様は、

僕を見た。


ななちゃんは白い服が良く似合う。


ななちゃんの欲望は、

キッチンにしまおう。


ななちゃんの冒険は明日も続く。

たまには煙草の銘柄を変えてみるか。


「神との駆け引き」


攻防。

防御こそ永遠の攻撃。

球場ジム。


パンチをクリダス。


合格の予感。

夜と朝に抱くものの違い。

抱いた夢。

簡単に消去。

オペレーターはきっときれいな人だろう。


破裂する前に行け。


神との駆け引きとは人との駆け引き。




















「阿呆」


福井の真ん中。

僕の心の中の自在は理由あり現れた。

きれいなきれいな。

病み人。


ゴールから立ち上がれ。

メキシコ湾で、

野良猫が阿呆と僕に叫ぶ。


猫はこの世で一番素直で純粋な生き物。


万歳。

トップ快走、

バースト人生には猫がツキモノ。

酒飲み人生より、

バースト人生に大吉。


カチンコ片手の果物は、

やたらに、

猫を飼いまくる。


阿呆と言いたくなる、

季節。

純粋。

単純。

猫。

基地あり。








「ナルシストみゆきちゃん」


私自分に酔ってるんです。という芸能人顔のみゆきちゃん。

カメラの前で胸を出すナルシストオンリーなみゆきちゃん。

暗い過去を売りさばくナルシストオンリーなみゆきちゃん。


お偉くなったみゆきちゃん。

土が付かないみゆきちゃん。

さあ、

どうする。

みゆきちゃん。


























「友達論」


ゆっくりとキスを交わすわけでもなく、

脳内がスローパンクチャー。


やっと楽になれたね。

煙草の煙は友達論。

イチバン。


ガンバレセバスチャン。


家に帰る。

ビールを飲もう。

近所迷惑にならないように。


友達論。


イチバン安いビールをほろ苦く飲み干す。

夏。

日の丸。


誕生日おめでとう。

来年四十。


笑いたいけど泣けてきた。


心を揺るがす詩。


奨励賞獲得。

泣いても指は腫れている。


あなたの好きなものはなんですか。


中華料理屋で、

天津飯。


「にこり」


猫娘を連想させる美女。いつも素敵でいてくれる。そんな姉御に感動のハンカチを。


































「もっと」


もっとを望むとダメなような気がして。

初恋の人からのメール。

ラインを外せ。


丁寧に。

もっとを望まず。

暮れる日。

立ち上がる太陽。


御国野の夜に。

二人。

似たもの同士。

結局、

お前だった。


僕は死ぬ瞬間にお前を思い出すことだろう。


人生はざわざわと美しく。

















「ヨエ」


詐欺師がこれだけ払えばあなたをお金持ちにさせますと言いました。

詐欺師な美女は嘘を巧みに巧みに巧みに使い、

芸能人にナンパされたとあきらかな嘘を使う。



拝啓 貫太くん。

あなたは、

誠実な裏技を使って、

ただ、単に人を引きずり下ろしたいだけなんだろう。

あなたが一番、

偉いですと僕は秘かに応援します。


腹減った。

今日はインスタントに生きてみます。


拝啓 軽蔑する人達へ。


敬具な車で迎えに来てね。

      日本車で。

 




 











「hit」


男がひとり、

夢を持つ。


自己嫌悪になったら野菜ジュースを飲み干そう。


女がひとり、

旗を持つ。


きまぐれにパスタを喰らう老女が歩く。


コンビニエンスストア。

勉強中のおじさんが必死にレジで札束、

数え。


個人。

個人。


狂う明日に乾杯で。


救ったのは人だろう。

救ったのは俗なるものだろう。


哀しい男がひとり、

喚いて、

どっちも付かず。


あなたの心に住みたいな。


きれいになった哀しき心。

教育問題。


きれいになったバイパスに乗って。



「夜に生きる詩」


川を見ていた。花火を持って。

みっきゃんとさくっちとゆきんこと。

夏休み。

短い学ラン。

長い学ラン。

夜に生きる詩。

川を見ながら。

ぱちぱち花火。


僕はやっぱり生きることにします。


辛いとか哀しいとか少しは背負って。

終わりなき世のタイムマシーンに乗って。


みっきゃん。

きれいな目をしていたね。


僕等の世代のぱちぱち花火は終わらない。

















「業務連絡誤字脱字」


恋。

していない。

業務連絡を敦賀駅で聴きながら。

最期の女。

しっかり者のお姉ちゃん。

ミケーレアルボレートの死。


ヘルメットをぶら下げて十字架を切った過去。

釈迦シェイク。

業務連絡。

誤字脱字。


街を観ていた。

城が新幹線のホームから白くて。

城北行きのバス停。

あの娘は、

僕に抱き付く。


バスに乗り、

詩人と化す。

大山が何故だか大山で。


きれいに生きればいいと喜多健男と云う最大の憧れであり最大の偶像。


いつもにこやかでいつもきれいに夢を描いていた。


僕はアトリエで車の切り返し。

ハンドル重たし。

事務服の美女が意味ありげに笑った。


恋。

するべきだ。

愛。

するべきだ。

「ワイングラス」


ワイングラスにコーヒーを注ぐとしよう。魚武くんも相当、面白いことを言ったと思うんですが、今、思えば、想った以上にくだらなかったです。

































「だまれ」


一足。

一速。


ダウンダウンダウン。

130R。

曲がり。

クネッタ。

人生に昇格。


だまれといえばだまれ。


勝てるか負けるか、

されどの木曜日。


笑い過ぎ注意。


中指は進化。


大臣は大蔵。


アタタカミを知れ。


あたたかみを知れ。


汚れ、

疲れ切った黄金の輪。


されど、

今日も急ぐ人。


だから、

脳内出血に腕を組む。

だまれだまれだまれと病み人達の喫煙所。


「リキダジュニア」


ここ掘れワンワンと愛犬リキダジュニアが鳴いていた。

掘ったら鳥が死んでいた。

リキダジュニアは親父に似ている。

自分から絶対に喧嘩を売らない。

喧嘩を売る行為がどれだけ馬鹿げているのか。

喧嘩は売るものではない。

選んで買え。

と親父にしつこく説教された。

ざるそばに醤油かけても美味しくないだろう。

世の中、

上手くは出来ていない。

チャンピオンウオールにキスをするジャックヴィルヌーブのように。

はい。

OKです。





















「行け」


吐き出せ。

ヴォ―カリズム。


生きる才能に天命のお仕事。

事務服のおばちゃんよりスーパーの姉御。


ああ、

ワインでも飲みますか。


酒屋の息子、

酒いらなねぇ。

が。


養命酒。


こんなこと言うと、

猫が猫を愛撫した。


行け。



555.













「42番」


42番。できれば大吉。でも四方八方、筆は飛ぶ。伝票に愛。眠りたい春の日の夕刻。


































「永遠の車」


オートマチック。

右、

左。

この子は出来る。

永遠の車。


どうせなら、

彼女を乗せて。


愚痴りましょう。

たまのたまのたまに彼女は、

ワンピース。


永遠の車。

是が非でも。

獲りに行く。

マルボロ2カートン。

さらば、

この世。

と。

死んじまった人々の霊。


お墓に君あり。

どうせなら、


どうせなら。


好意に夢中。

行為に夢中。

あがりました。

お日様よ。

御来光2017は、

きっと面白い季節。

日本晴れ。

「帰ってこい」


自殺未遂に付き合う暇など無く、きれいに頷く、帰ってこい。時がいくら重なっても。


































「A型26歳独身ОLをものにしたい」


たんぽぽ向日葵笑うこの世。

退化は進化。

A型26歳独身ОLをものにしたい。


もう、十年前のことさ。


もう、笑っちまおう。


トンネルと握手。

具志堅さんはスーパーヒーロー。


A型26歳独身ОLの十年後は国会議事堂でライブする。


もう、笑おう。


この世界に色を付けまして結婚したあいつ。


嗚呼あ。


笑っちまおう。

明日、

来てくれるかな。


おそらく。

断る。

いや、

断らずに天才司会者を愛す。


頑張ろうとツマヅキ転べば面白いはずなり。


君に会いたくて。




「遮断機」


バシャー。カランカランカランカランカランカランゴロンゴロンゴロン。彼女へと続く道。

                                    以上の。

                                     唯の。

                                   燃える道。































「特別扱い」


シリンダーを組み上げる。

生活には言葉。

子供の頃から不思議な奴と僕は言われる。

アイルトンセナ独走。

テレビの前でマルボロを吹かす。


暴発したピストル。

神の手を持つ男とはしゃいだ二十歳。


喜多先生から貰った多くの勇気と言葉たち。


バスタブでマルボロ。

特別扱いされることが多い僕。


これ、やるよ。

お前なら出来る。

やってみろ、天才。


裸の時刻。

生きているお前に恋をする。


北の街。


雪を探す。


シリンダーの動く音に感動した。

Hのエンブレムを背負った過去。

廻れ。

廻れ。

世界よ、

狂うほどおかし気に廻れ。

そうしたら、

きっと、

辿り着けるさ。

「お菓子の時間」


福井に飴。鳥取に飴。この街に飴。なめてる場合じゃないがなめましょう。でもな。

福は内。

きれいな虹が咲きました。

なめておこう。































「嘘」


愛したい。

人が恋をした。


柴犬を愛するマンション下の煙草屋のおばあちゃんが、

僕にお辞儀を残す。

自由であるとか自由でないとか、

馬鹿が言うこと。


賞状 ムラカワ アオイ殿


あなたは…と僕に褒め言葉。


たいして偉い奴じゃないよ。

遠くないよ。

きれいに海峡大橋の上でキスを交わした過去あり。

作っても、

飾らずに。


あの人の優しい歌詞。

セツナイ想いはお互いさま。


業務連絡。


今、

人生を語らずに。

嘘なわけがない日曜日に。









「奈穂ちゃん」


にこにこ優しい笑顔を持つ女。僕はばっさりきれいに思い出を、全部全部、捨てました。

捨てられないのは、油絵とニコチンタールとあなたです。

大好きです。

レベルの位の場合のコントロールのおせっかいのきれいな変化のきまぐれのランプに。


その前に奈穂ちゃんが僕の胸の中でせつなくきれいに現れます。

結果、

結局、

もの凄く大好きです。


























「持て余すとしたら」


持て余すとしたら君を持て余したい。持て余すとしたら夜を君と持て余したい。月夜に。


































「がみちゃん」


下駄箱で笑う。

死人は死人を愛すのか。


こだわるもの、

赤い車28号車。


コンビニ払いにコンビニへと歩く。


喧嘩饅頭、

おい、

何言った。


こころ。


キッチン。


ミダラに笑え。


















「マルキチ」


ムラカワアオイ。

昭和52年F月xx日産まれ。

親っさんとおかんの長男に産まれる。


3歳で詩を始める。

4歳の時山下清画伯に憧れ絵を始める。

代表作に、「フォーミュラ」、「心」、「彼女の色」、「心音」など。


12歳の時、アイルトンセナに憧れF1レーサーになりたいとほのかな夢を持つ。

15歳の時、レーシングカートを始める。

デビュー戦は中山サーキット。結果、リタイヤ。


16歳の時、ロックバンド朝焼け番長のヴォーカリストとして音楽を始める。

デビューライブはライブハウスタイムマシン。

17歳の時、ベースを始め、ロックバンドポラロイドクラッカーズのベースを務める。

18歳の時、作詞を始める。

代表作に、「空」、「捨て駒」、「この世の果て」など。


19歳の時、小説を書き始める。

代表作に、「ダウンタウンチルドレン」、「霧の住人達」、「老人会の人々」など。


絵画界の?ひろしの異名を持ち、

多数の賞を受賞。


もうすぐ、四十を迎える。










「この面倒くさい人間の夢のために」


面倒くさいがホテルの予約。フロントに外国人が五人いた。僕を珍しそうに見て、

DOUZOと笑う。

フロントの冷たい女。あの人を見習え。

この面倒くさい人間の夢のためにモーニングコールは四時半に。































「楽したい」


砂丘会館の前で楽したい。

長い冬眠からこんにちは。

奈穂子の血の色、

О型。

僕の血の色、

О型。

楽したい。


昔昔。

楽したい。

戦った分だけ楽したい。


奈穂子のクローン人間が、

五人、

欲しい。


楽したい。

嗚呼、

楽したい。


イタリアインモンツア。


嗚呼、

パスタを食いながら楽したい。


奈穂子のクローン人間と楽したい。


嗚呼、

楽したい。

奈穂子と奈穂子のクローン人間達と、

楽したい。




「カニ」


カニはどこにでもいるだろう。

絵に描いたような赤いカニ。

今日も戦い朽ち果てました。


おそらく、

我々を望む人あり。


甲子園の和田さんは良い人だなぁ。


三者残塁。


この夏も良く戦い働きました。


また、

ホームランバッターが笑って、

三塁、

蹴りました。


















「ふたりで」


幸せな夜。

ふたりが映ったビデオテープ。

きれいに咲いた夜。


全て幸せじゃないけれどふたりでいた日々。

灰皿を見つめる。


何故だか、

涙が溢れた。


ふたりだったね。

いつも。


永遠なんて分からないけどガラス細工のこの街で、

あなたといた、

新しい日々に。


全ては始まったばかり。


だから。

愛した。


部屋の落書き。

きれいだったね。


ふたりして。









「時間」


時間とのとりひき。16。

荷物とのとりひき。17。

カタブツとのとりひき。ずっと。


時間との駆け引きと時間とのとりひき。

口下手な男は何事も、

色鮮やかに染めていく。


はい。

時間。

バスに乗ろうか。
























「ラスト30」


真夏にラストスパート。正直に学校では伸びないタイプ。夜には時々どきどき。

好きなモノは海鮮丼とチェッカーフラッグ。

ダイナマイツの青マイツは今日も素敵に台所。

僕はのほほんと肩がこる。

もう、大丈夫なわけはない。


黒いスーツに赤いネクタイを古着屋で買ってみた。

ダイナマイツの赤マイツ。

今日も夜中にぶつぶつぶつぶつ。


ヘリコプターに乗ってみたい。

ヘリコプターでポテトチップを食べてみたい。


真夏にラスト30。





















「優しかったおやっさん」


15の頃。

町工場。

自動車修理工場。


おやっさんは可愛いおじいちゃんだった。


昼飯、

みんなで二階の食堂へ。


上手い弁当。


きゅうりは残したけど。


39になった今でもきゅうりは食えない。


おやっさんのポケットマネーで缶コーヒーを自販機まで買いに行く。


23の時、

画家というおやっさんに出会った。


スコアリングポジションってなんだ。


オモステのミニなんぞに乗った過去あり。


坂道上の喫茶店で、

ケーキを喰らう。


毎回、

美女を連れてます。


元イケメン24歳男より。


僕もそろそろおやっさん。

酒はあまり飲めないけれど。

「長い長い夢」


悩むとしては快楽のワルツ。迷うとしてはイメージのパンク。困るとしたら長い長い夢。

を見る。メロンソーダを飲みながら。

長い長い夢の季節の音がする。
































「浪漫」


あなたは嘘が好きですか。

何故、嘘を吐くのですか。

あなたはとてもかわいそうです。

浪漫を持って受け入れなさい。

人の快楽を。

不思議にあいつは空気に負けます。

もう少し、

柔らかい頭を持てませんか。

何故。


浪漫なら叶うものです。

営業マンがぺこりと頭を下げて、

お安くしますと申します。


十戒。

防衛。

記録。

記録。

記録。

もう少し人は可愛いモノですよ。


あなたは心地よいですか。

僕は、

ミネラルウォーターの飲み過ぎで喉の具合が悪いです。

あなたは美女が好きですね。

僕もそういう奴ですが人は見た目ではどうもどうも分かりません。

足がしびれました。

今日は浪漫に焼きました。

煙草を何本か吸って、

秋を感じた今日でした。

おしくらまんじゅう押されて笑え。

笑いましょう。

と常日頃想い壁に色を塗りました。

柔らかい頭に浪漫を持って笑いましょう。

「ブラー」


能ある詩人は爪を隠さず。出る詩人は打たれず。僕が食う米、ひとめぼれ。煙が万歳。


































「ボウイ」


緊急事態。

あの人の声が消えた。

島々の悩みを奏でる男達女達。

少年の力学は、

悩み。

落ちこぼれ。


時代は空力。

どうしたものか。

猿のクチヅケ。

猫のクチヅケ。


子を抱く看護婦。


緊急事態。

きれいに歩め。


大丈夫。

















「恋愛小説」


南駅前町、

戎町、

川端三丁目のバス停。

優子と食べた、焼き鳥屋。


『カミカゼ』というカクテルを飲み干したバー。


くすぐられた過去。


負けられない想い。


恋愛小説を書いてみた。


優子と優美子と僕の。


マルボロの27番、

アイルトンセナは神になった。


葉巻をくすぐった過去。


本町一丁目の煙草屋。


今と昔とその昔。


抱き合う男と女。

彼らのその日々の昔ばなしの、

はじまり、

はじまり。


ずっと、未来へ飛べるはず。





AOI MURAKAWA

20160916

arigatou

THANKS

TYPE O


39


Automatic

ONLY

kamikaze


12

Blackflag、

In

Play

AITSU

OUTNo

Yes


Rap78


Reader

Ferrari


Red

5

28、


Love

Dream

366

643

1991

Start

Thank you、


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