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☆地震★

ガタガタガタガタガタガタ……………。

突然、音と共に揺れだした。


『うゎ!!なに!?』

突然の揺れに驚く大悟。


ガタガタガタガタガタガタ………。

音と揺れが治まった。


『あ。びっくりしたぁ~。』

と、大悟が思っていると1階から優子が叫ぶ。


『ダイちゃん、大丈夫??』

『大丈夫だょ。今の、地震だよね??』

大悟が階段を降りながら言う。


『そぉみたいねぇ~。震度3だったみたいだけど。それにしてもかなり揺れが大きく感じたわね~。』 『あ、震源地出たょ。』

テレビの字幕表示を見て大悟が言う。


『震源の場所がかなり近いなぁ~。だから揺れがかなり大きく感じたんじゃぁないかな。』

ソファーに座っている悟が言う。


『なんだか怖いね。』

また発生するのではないかと心配する大悟。

と、同時にイチゴと鏡太の存在がないことに気づく。


『鏡太とイチゴ、知らない。』

鏡太とイチゴのことが心配になる大悟。


『キョーちゃんなら、忘れものがあるって、外に行ったわよ。それにしては遅いわねぇ~。ダイちゃん見に行ってきて。イチゴちゃんはまだ見てないわよ。』

優子は再び食事の支度にとりかかった。


心配している大悟の事など知らない一人と一匹は………。



『強くないって言ってたわりに強くなかったぁ。』

鏡太が言う。


『震源とか言う場所が近かったからだろ。』

毛づくろいをしながらイチゴが答える。


『そんな事まで分かるんだ。』

鏡太。


『よくわかんねぇけど、なんとなくだ。人間にもその能力があったのに、退化して解らなくなっただけだろ。』

イチゴ。


『正解!その代わりに言語や知能が発達した。人間達もこの辺までは研究した結果、解っているんだよねぇ。』

鏡太が苦笑いを浮かべて言う。


『よく知ってんじゃぁねぇか。でもお前…………』

イチゴは何かを言うのをやめた。


『なに?いいや。』

鏡太は何かを悟ったのか、追求しなかった。


『そろそろ帰るか。』

歩き出すイチゴ。こうして一人と一匹は家に向かった。


この先、とんでもないことがおきようとしていることなど知るよしもなっかた。


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