心の扉
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:心の扉
職場で働いていた私たち。
そこは小規模なオフィスで、
いろんな人たちがそこに集まり、
ベンチャー企業のような形で
様々な仕事分野に手を出していた。
でもある時から人間関係がギクシャクなって
唯一、心を許せていた友達・美香は、
会社に来ないようになってしまった。
「ねぇ美香ぁ、そろそろ出てきてよ。私1人じゃ寂しいじゃない…」
美香はもともと内気な子。
この会社はそうゆう人のために
建てられた表向きの看板もあったが、
人が集まれば雰囲気ができ
ムードが仕上がりルールもできて、
やっぱりそれなりに強い人が生き残る。
そうゆう人たちに限って
伝説の10割バッターのように
毎日そこに来るものだから、
弱い人はその存在に押されて負けてしまい
結局来なくなる。
こんな事は日常の至る所で見られるものだ。
「…ねぇ、美香…」
私はそれでも彼女を呼び続けていた。
仕事が終われば毎日美香に電話をし、
何とか出社するようにと促していた。
励ましていた。
するとある日、美香は、
「うん♪明日から行くよ。ずっとそばに居てくれてありがとね」
と私に言ってくれたんだ。
私もどちらかと言えば美香のタイプに近く、
彼女の様な人が一緒に居てくれると心強い。
私はまだかろうじてハミ子には
なって居なかったけど、
それも時間の問題?
そう思えば彼女の存在は本当に有難かった。
でもそのとき美香は、
ちょっとよく解らない事も言ってたんだ。
美香「そうゆう時用に私、ちゃんと自分の避難場所を用意したから♪もう大丈夫♪」
そして美香がまた会社に
来るようになったある日のこと。
美香はまたハミ子のようにされてしまい
挙句、誹謗中傷のような言葉を投げかけられ、
これまでに無い程またシュンとしてしまった。
私は休憩時間、彼女を励まそうと
隣に行った。
「美香、大丈夫?」
「…うん大丈夫。こんな時用の避難場所が私にはあるから♪」
そう言ってスックと立ち上がり、
なんとなく私を連れて
オフィスの中に入って行った。
みんな休憩で誰も居ない。
美香はそのままオフィスの中を歩き、
奥の扉を開けて入って行った。
「…え??」
急なことで少し気づかなかったが、
こんなところに扉は無かったはず。
私もその扉を開けて
向こう側へ行こうとしてみたが、
一切開かず、
そのうち少しだけ輝いて消えてしまった。
「…………何だったのこれ…」
その夜、美香からまた電話があった。
「明日も会社に行くからね♪よろしく」
それだけ言って切れたので、
私はまだ言いたい事があると
美香の携帯に電話してみた。
が、つながらず、
彼女の家の固定電話にも電話した。
美香「ごめんね〜、携帯の充電切れちゃったから」
「そうだったんだ…こっちこそごめんね」
私はあの扉の事を聞こうとした。
でも美香ははぐらかすばかりで
よくわからなかった。
仕方なく流れで、その夜は電話を切ったんだ。
でも私はその翌日、
当たり前に理解できなかったので少し調べてみた。
すると美香の家には先日不幸があったようで、
美香の両親はそれが理由で引っ越していた。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=pdEzOB0OAn4
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬