初めての泥棒
中学生になって初めての夏休み一日目
ぼく、雨宮 蒼汰は待ち遠しくてウズウズしていた。
今日は待ちにまった、PFGが家に届く日なのだ。
ピーポーンとなったら瞬間ぼくは玄関のドアを開けた。
「お届けのし」
「ありがとうございます」
ぼくは即座にハンコを押してソフトが入った段ボールを受け取った。
「やっときたー」
ぼくは段ボールを開けて、カセットをセットしVRをかけて起動した。
なにもない黒い空間に来たとき声をかえられた。
そこには直径二十センチほどの妖精がいた。
「私の名前はリンです。あなたの説明役です。まずは名前を決めてください」
その時目の前にキーボードが出てきた。
「名前なんて適当で、、、そうだなサクトでいいや」
「サクト様ですねわかりした。次は役職をお選びください」
そこには、剣士 魔法使い 戦士などのジョブがあった。
だが、ぼくは迷わずに弱いと言われているがパーティーに必須の盗賊を選んだ。
だが、パーティーに入る気はない。
だれも試してないらしいが、泥棒をするつもりだ。
「盗賊ですね、わかりました。最初の武器としてピッキングツールとスキルとしてピッキングのスキルを差し上げます」
「いや、ピッキングツールは武器じゃないよう
な...まーいいか」
「それじゃあ次はキャラクターを作って下さい」
(ぼくの身長は151cmだからその身長にして、髪は真反対に長くして顔はんー、ほとんどいじらなくていいかそしてキャラクターができた。
「SPを20差し上げます。好きなように振って下さい」
前に半透明の青いパネルが出てきた。
そしてぼくはこう振った。
サクト
LV1
HP30
MP10
STR0
AGI10
VIT0
DEX10
INT0
[初心者の装備]
「それじゃあ始まりの街にテレポートします」
リンがそう言うと視界が光に包まれた。
そこにはたくさんの人がいた。
「人多!って思うけど多くて悪いことはないか」
ぼくは呟いてどうするか考えてるがやることは一つ
「プレイヤーが買えるとか言ってたしな、発売から二週間たってるし家ぐらい持ってる人いるでしょ。ローンもできるようだし、よし盗みに入るか」
そう決めた。
どの家にしようかと迷っていた時声をかけられた。
「ねー君盗賊だよね、うちのパーティーに入ってくらない?うちのパーティー盗賊いないんだよ」
パーティーに招待されたがぼくはもうソロでやるで決めているので
「スミマセン、入れません」
「そっか残念だ」
こんなけ盗賊が必要かと言うとダンジョンで罠察知や宝箱をあける時やそしてたまーにボス部屋を開けたりもするので重宝するのだ。
ぼくは盗みに入る家探しを続行した。
「ここに決めた」
ぼくは東洋風のレンガ造りの家に決めた。
決めた理由は中にお金があるからだ。
しかも装備もある、ここはパーティーの拠点にしてるらしい。ローン半端ねー
ぼくは早速ピッキングする。泥棒はスピード命だ。
「よし、やっぱあいた」
次は物を奪えるかだ
ぼくはそそくさとお金のあるところに向かう。
お金を奪おうとすると奪えた。
アイテムを入れる所としてアイテムボックスがあるから泥棒し放題だ。
装備全部そしてテーブルや椅子モニターお金ポーション食器金目になりそうな物は全部持ってって逃げた。
「次はどこにしようかな~」
早速違う所へ狙いを定めていたのだった。
この泥棒で取れた物の金額は573659Gにもなった。
Gはこの世界のお金だ。1Gは1円と同じだ。
だからログイン初日で結構な額をゲットしたのである。そんなこと知らずにサクトは色々な所で泥棒し色々なパーティーが泣くのであった。
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