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第42話 夜の営み…?

 生温くなったエールを飲みながら、ギルドのことを考えようとしたものの、マリアの言ったことが頭の中で反響して、考えが定まらない…。何を動揺してるんだか…。


 現世で読んだ転生物のストーリーに、オッサンが若い姉ちゃん侍らせて、なんてのもあったか…。しかし、あくまでも読み物であって、今の状況は異世界てのリアル。なんか生々しい。


 母屋に戻ると、風呂上がりのマリアが髪を拭いていた。風呂上がり…。なんとも色っぽい響きだなぁ…。と思いながらも、


「ワシも風呂入る」


しかし、悶々としながら風呂入るのって、変な感じだな。


 チャッチャと済ませて上がる。リビングにマリアの姿はない。もう部屋か…。と、ノックをして部屋に入ると、そこには静かな寝息をたてて眠る、マリアがいた…。疲れてたんだな、やっぱり。そのままマリアの部屋を出て、自室に入った。ルナもついて来る。


(何もしないの?)


当たり前だ、相手は寝てる。疲れてるようだから、そのまま寝かせてあげるの。わりと紳士だろ?ワシ。


(頭の中は煩悩で満たされているのに?)


人の頭の中覗くな、ちびネコ!


(私が添い寝してあげます。本来の姿で…)


やめなさい。朝になって万一マリアに見られたらどーすんの。さすがにヤバいでしょ?それに、どんな姿かは知らんけど、色っぽい姿だったら、ワシが眠れません、多分…。神使に手ェ出したらバチが当たりそうだし…。


(眠れないでしょうね、多分…。マリアさんに負けないくらいの色っぽさだから)


負けん気強いというか、自信満々なのね…。一緒に寝るときはネコのまんまでいいよ…。


おやすみ…。

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