表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「お兄ちゃん、はい、バレンタインでーだよ?」って言われたいでしょう?

作者: 秋葉竹



あっ、

と気がつくと

バレンタインでーたらゆう

イベントごとが終わっていた


いつのまにかに

はじまって

いつのまにかに

おわるもの


ほら、

ほかのイベントと違って

これ、

目当ての人がいないと

なにを贈っても

儀礼でしょ?


なら、

やめましょうという

風潮がたしかにあって

必要なのは

感謝の心ですからね。


いま、

上司や同僚や部下にあげるのも

いろんな意味で

推奨できないと言われる時代だ


ギリの贈り物って

お中元か

お歳暮か

っていうくらいだものね

日本人は

ほんとうにこんなくだらない儀礼が

大好きなんなんだ。


いまからは

チョコレート会社さんは

自分チョコを

中心に売らなければ。

友チョコさえ

少しずつギリチョコめいてきてるものね。


あと

しんそこからあげたい人って

自分くらいでしょ?


あ、あと、あれか、

私は違うけど家族か?


家族チョコ、か?


母の日、父の日、敬老の日、は

あるから

あと兄弟の日か?


兄弟に感謝の心を込めて

贈るチョコ。


あたかも

いまや時代は

シスコン、

ブラコン。


いいんじゃないですか?


あー、そう言えば

むかしから

本命さんのために

家で作ったチョコの味見って

兄弟姉妹のお役目だったような?


そしてバレンタインでーは、

兄弟姉妹の日になりました、とさ。


おにー、ちゃんちゃん。












評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ