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異世界が俺の世界を殺すかもしれません

作者: 葱島レン

やっほー。俺の名前はアインシュタイン有鳩。気軽にアルバート君とでも呼んでくれ。俺はどうでもいいッゼ。

そんな感じで一人称語りから始めるぜ。いきなり自己紹介とかウゼーよな、誰も求めてねーよな、工夫が足んねえよな。もっと自然に人物紹介できねえのかこの二番煎じ野郎がって感じだが、それはそれ。そんな吐いて捨てるみたいな落書きのプロットなんてどーでもいいぜ。

とまあ王道とかいう錆び塗れの風潮に則って、主流とかいうドブ臭え濁流にわざわざ船を出し、致し方なく俺のプロフィールを紹介してやる。

まずはじめに言っとくが俺は根元からの平和主義者だ、間違いねえ。ここまで言えばわかるよな、俺は他人の人生を台無しにするのが大好きだ愛してる結婚しよう。

そんな折によ、小耳に挟んだんだが、どうやらこのしみったれたクソ世界にはパラレルっつー概念があるとかなんとか。妄想にしても気持ちが悪い二流の産物そのものだが、暇だったもんでよ。探してみたわけ。

そしたらなんと驚くなかれ、俺ん家の庭に、まさかまさかの異次元っぽいとこに行けそうな扉があったんだよなあ。まあよく考えたら俺はあんまこの家のことは知らねえんだったな。

たーしか2、3日前にダラダラといつまでも余生を送ってる腐りかけの老夫婦がいたもんでよ、取り敢えず縁側でお茶してることに乗り込んで、あー、うろ覚えだがシワ塗れの醜いババアから殺したんだっけな。まあ隣にいたジジイも生ミイラみてーにシワ塗れだったけどよ。兎に角生きてる価値無し、殺す価値アリマクリィってことで二人仲良く肉塊にしてやったんだ。それなりに金も持ってるみたいだったんで使いまくってたんだよなあ、そしたらよお、なんかすぐになくなっちまってな。だから連絡先漁って孫っぽいションベン臭え餓鬼を誘拐して殺して、その後に身代金持って来させた男女二人組も殺して、んでそいつらの持ち家に住んでたわけだ。まあその後にセーラー服っつうの?あれ着たベッピンさんが二人帰ってきたから犯しまくって身投げさせた。あー酷え、やっぱ売春しときゃ良かったな勿体ねえ。

どうでもいい話は一旦置いといてさ。それからほどなくしてその家に「あ、庭あんじゃん」ってことで出てみたらよ、門が!異世界への門が!みたいな。

でさ、俺ってばどうしようもなく平和主義者じゃん?だから「今俺がいる世界」に害が及ばねえようによ、その異世界全部ぶっ潰そうぜって考えたわけ。

ああいや、最初は俺だってよ、その世界に住んだら面白そうかなー!って思ったんだけど、行ってみたらクソばっかり。自分の能力に酔って、下らねー持論並べながら女囲ってるだけだぜ。犯す度胸もねーのによ。

だからまあ適当にその辺の奴とバトル?とかいうのをやってみたぜ。

そしたらよー。その世界に入り込んだ影響なのかねえ、俺に異能が目覚めちまったぜ!気持ちワルッ!まあいいがよ、その異能ってのが実はなかなか使える代物だったのさ。カミサマっているねえ。

ま、兎に角詳しいこともよくわかんねーままバトったら負けちった。でも驚くのはここからでよ、勝った方の女引き連れた若造のにーちゃんがよ(まあ俺も若造だがよ)、「貴方ならきっと強くなれますよ、頑張ってください」なんて言うもんだから、正直モンなボクチン誠心誠意がんばったのよ。

とりあえずそいつらの後付けて拠点を把握、若造がいない間に乗り込む。

驚く女ども、簡単に黙らせたぜ。まあ黙らせるまでがヒイヒイとうるさかったがよ、快感だ。やっぱ生きてる相手とやるのはいいねえ。乳房を引きちぎったまま犯した時に魅せる表情も、別の男の名前叫んでるザマも、あの臭えチンコケース、ああクソマンって言うの?あれんなかにいろんなもん詰めてみたり、へーんな薬を動脈にぶち込んでみたりよ。ま結局んとこ何度かの絶頂感に飽きて殺したんだが、今思えばあの時すでに俺の異能は目覚めてたんだな。

んで隠れて若造が帰ってくるのを待ちます。帰ってきましたので背後から襲って気絶させます。さっきは世話になったのでいたぶって殺すことにしたんだが、鎧とか身ぐるみはもちろんはいじまった、ごめんね。

それからすぐに目を覚ました若造君は、その女共の屍体を見て嘆いているわけ。なんとかぁー、かんとかぁーって名前みてーなモンを叫んでた(はあと)

まあそんなことはどうでもよくてなあああ、処刑の始まりダッて感じで半殺し→気絶→水ぶっかけ→半殺し……てーな感じでいたぶってたらな、まあこいつも人間だなーっつーかなんつーか、生存本能っての?もう自分が死ぬってわかったんだろな。意思なんぞカンケーなくおっ勃っちまっててよ、あん?何言ってるかわかんないって?つまりヤる気もねーのに本能だけで子種が炸裂弾!スーパーギンギンモードってことだよ多分。

それを見た俺はもーう哀れになっちまってよ。さっき殺した女どもはみーんな破瓜ってたから、まあこいつも童貞だろうと。おいおいこれじゃあ不平等じゃんか、女どもは性の悦び的なモンを知ってから逝った、っつーかイッた?のによ、二枚目のおにーさんだけ未通ってのは可哀想じゃん。だから俺はせっせと屍体を運んでよ、まあおにーさんにとっては肢体かな(おもしれえギャグだ)ともかく合体させてやったのよ、屍姦って言うのか?それとも死姦?まあメンドクセーから調べねえ。

その状態で夜中、ひっそりとした街の中抜け出した俺は、放心状態のおにーさんと合体した肉をな、この街のシンボルとかいう時計塔にくくりつけたーのさ。

で朝になって見に行ったらよう。舌を噛み切って死んでたよう。

地元の人に聞いたらよ、野次馬が集まりだすまでま放心状態だったらしいぜ。でも騒音で我に返っちまってよー、死んじった。もう!命は大事になさいって学校で教わったでしょ、この落第生が、万死に値するわ!あ、もう死んでんだったわ忘れてた。

ああ、ああーまた無駄な話しちまったぜ。俺が言いたいのは異能の話だっつーのによう。オーディエンスの暇人アホヅラ共、待たせてごめんな!さあ発表しまーす!俺の異能はああああアッ!

死に損ないのアソコを勃たせる能力でーっす!ぎゃはははは!

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