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ラリア・エヴァンスの物語  作者: 涼乃 理
1/3

プロローグ

初投稿です!気軽に読んでいただけたら嬉しいです。

その日はとても疲れていた。

りあは社会人一年目のため上司にこき使われているのだ。

最近毎朝早く会社に出勤し、夜遅くに帰る生活に明け暮れていた。


その日は珍しく残業もなく終わり、速く家に帰れる日であった。

「ふんふふーん♪やっと終わったああー!!疲れたわ!あのあほ上司が~!!」

疲れていたので少し、妙なテンションで帰り道を歩いていた。

よく言う、深夜テンションのそれである。

少し、周囲の人が関わりたくなさそうに歩いていく。

だが私は、気にしない!

なぜなら!疲れているから!

私が同じ立場なら関わりたくないがな!


「ふんふふーん♪」

私は上機嫌で鞄を開けた。そこには、先ほどコンビニで買ったばかりの、某有名、週刊少年誌。月曜日発売だ。…が入っている。

「やっぱこれだよねー!マガ○ジンやサン○デーもいいけどやっぱジャン○プでしょー!!」

私はとくに、某料理漫画が好きだ。あー、速く続きが読みたい。

だがしかし!!ここで広げるわけにはいかない。ううー読みたい!

うん。早く帰ろう。

少し早歩きで私は帰路を進んだ。


ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ー・-・


うー暗いー。狭いー。暗いー。

明かりが切実に欲しい。街灯くらい着けろよなー!

家まで帰るのに、この道通るのだけがなー。でも、家賃安いしー、駅近いしー。


「ん?」


ブーブーブォンン。車のエンジン音が前から聞こえて来る。

ここほんとに狭いのに大丈夫かな?

軽自動車一台が、ギリギリ通れる位だ。

前から車が近づいてくる音がする。

ウーヴゥーウウウン。

え!?アクセル踏みすぎじゃない!?

いやほんとに、狭いんだって!


「っつ!眩し!」




プーーーーーーーーーーー!



クラクションの音が辺りに鳴り響いた。




≪ドンッッッ!!!!》




車のライトが眩しくて目を瞑った瞬間だった。

りあは、ゆっくりと自分の体が宙に浮いていることを感じた。

りあはやけに冷静に、車にぶつかると人ってすっごい飛ぶなー。なんて考えていた。



アスファルトがすぐ目の前まで迫ってきていた。



一瞬の出来事だった。



りあは、体はすごい勢いでアスファルトに叩きつけられたことを感じた。

そこで意識は途切れてしまった。







ここまで読んでいただきありがとうございました。

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