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200文字小説集

赤ちょうちんで(200文字小説)

作者: 日下部良介

私は、いつも会社帰りに見る赤ちょうちんがとても気になっていた。


ある日、店の前でちょうど出て来た人とはち合わせした。

すごいイケメンだった。


次の日も会った。

その翌日、思い切って店に入った。


しばらくすると彼がビールの樽を抱えて入って来た。

彼は酒屋の店員だった。


私は、こっそり樽に『好き』というメッセージと携帯番号を書いた。


2日後、電話がかかってきた。

「こら! 落書きしてんじゃねえよ! 今度やったら通報するぞ」


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― 新着の感想 ―
[一言]  coachです。  楽しく読ませていただきました。  何はともあれ、電話自体はかかってきたわけですので、そこからが勝負どころですね。このチャンスを活かせるかどうか。  
[一言] 当然です。イケメン正解! 何でも落書きするんじゃないよ。 観光地に行っても落書きの多いこと、嫌になります。
2010/11/18 13:26 退会済み
管理
[一言] この子の名前、知ってますよ。律子でしょ?(笑) 面白かったです。
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