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群青の調べ  作者: 夕都
7/7

4−1 自らの力

程よく湿気を含んだ空気が冷たくて気持ち良い。

ボクはその足で書庫へ向かった。

書庫と言っても、小さな図書室のようなものだ。

ドアも何もない空洞に入ると、壁一面の本棚が目に入る。

本棚により掛かるように少年が眠っている。

冷え切った肉球で顔を軽く叩いてやると驚いた様子で目を開いた。

「なんだ、ノクターか……」

と言ってまた眠ろうとする。

呑気な御主人様だな、と思いアルディスを呼びに戻った。


淡い青色の猫が、机代わりの樽に飛び乗った。

「また、彼は書庫で寝ているのか?」

そう問いかけると頷くように下を向いた。

「わかった、行こうか。」

そう言って彼女を抱きかかえ、書庫へ向かう。

だが書庫に入る直前、聞いたことのない音がした。

もしや彼が? と思い急ぎ足で書庫に向かうと、黒いローブを纏った人間が倒れていた。

書庫の奥には、怯えた目でその人間を見つめる零音くんがいた。

更新が遅くなりすみません。

今後忙しくなることもあって投稿ペースがかなり遅くなります。

ぜひブックマーク等していただけるとありがたいです。

今後ともよろしくお願いします

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