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女は美し、私は笑い  作者: 直野
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距離

既にそれは終わっているのですよ

『3めーとる』


彼女にあったよ

話してみたいと思ったよ

彼女との距離はたったの3めーとるしかなかったよ

でも動かなかったよ

横目で見ているだけだったよ

小股で12歩だったよ

大股だったら4歩もなかったよ

でも動けなかったよ

なぜだかわからないよ




『返答』

 

「君とはもう関わらないようにする」


そう彼女に宣言した


「君は僕に対して無関心なくせに」


そう彼女に吠えた


「お前なんて最初から嫌いだった」


そう彼女に叫んだ



「へぇ、そうなんだ」


彼女は呟いた


「へえ、そうなんだ」


彼女は繰り返した


「あぁ、そうだったのか」


彼女は繰り返したはずだ




『待ち時間』


彼女はまだ来ないかな、もう集合時間を過ぎているのに。


彼はまだ待ってるだろうな、もう集合時間をすぎているのに。


彼女はきっと困っているだろうな、僕がこんなに困っているんだから。


彼はきっと心配しているだろうな、私はこんなに笑っているのに。



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