表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女は美し、私は笑い  作者: 直野
38/38

現実と空想

残念ですが

『人間性』


くちゃくちゃ

口を閉じていても聞こえるあなたの咀嚼音

写真の中の存在だと思っていたあなた

同じ世界にいる安心感で嬉しくなって

この世界にいる虚しさで辛くなった




『彼女の声』


彼女声が聞こえたとき

女の子らしい高い声に

運動部らしいはきはきとした声に

彼女の彼女らしい声に

溜息をついてがっかりしていた

彼女には想像でいて欲しかったからだ




『消失』


いなくなれ

願った


いなくなった

悲しんだ


いてほしい

気付いた


いてほしい

願った






そうだったんだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ