表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女は美し、私は笑い  作者: 直野
27/38

ことのは

嫌味 嫉み 汚いな

『何とも』

 

人を悪く言う君を僕は好きになれない

そいつが君を振ったって

そいつが君を悪く言ったって

そいつが君を嫌っていたって

そいつに汚い言葉を使う君が 僕の天使でも 

僕の友達でも 僕の愛する人だとしても

酷くしょうもない 惨めな人間に見えてしまうから

君が悪く言うそいつと 同じに見えてしまうから




『秘密』


あぁ 僕にも同じこと言ってたな

あぁ あの人にも言っちゃうんだ

あぁ 二人だけの秘密だと思ってた

あぁ 嬉しくてたまらなかったな


あれ 聞いたことのない話だ

あれ あいつもあいつも知ってる

あれ 彼も彼女も知ってる

あれ 僕だけが知らない




『復唱』


あなたの名前を呼びたくて

あなたの名前を呼べなくて

あなたの名前を呼べる彼らを羨み

あなたの名前を呼ぶ彼らの声を聴き

あなたの名前を呼んだときを想像する

あなたの名前を声に出す




名前を呼んでくれる君

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ