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女は美し、私は笑い  作者: 直野
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すがた

あの日誓った言葉

『姿』


あなたのまえで飛ぶのなら あなたは私と気づくでしょうか


あなたの耳元で囁けば あなたはすやすや眠るでしょうか


あなたと肌を重ねれば あなたは私を抱くのでしょうか


あなたと再び見つめ合えば あなたは再び愛すでしょうか


あなたのまえに現れた 私が虫だと分かっても


あなたのまえに現れた 私が蝿だと分かっても




『僕という人間』


 好意を持っている異性から「助けて」と言われても動かないのが僕です。

「どうした!?」と返信し、返ってこないだろう返信を待つのが僕です。

それから後悔して「あの時ああしていれば」と悲劇の主人公のように泣き叫ぶのが僕です。




『骨壺』


そんなに悲しまないで

いつでも見つめ合えるわ


そんなに自分を追い詰めないで

手を握ってもいいのよ


そんなに乱暴にならないで

壊していいのは私だけでしょう


そんなに泣かないで

体が無くたって私はここにいるの



今も交わせるだろうか?

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