1被害妄想の悲劇
世界をは科学です!
新しい世界とはどの様なものだろうか。新しい、、、。一つ考えてみよう、例えば異世界なんか、、、。まあ、科学的に考えてありえないけど。
科学的と言えばタイムマシンなどだろう。実現は不可能ではない。もしかしたら、10年後家庭用製品になっているかもしれない。
隕石衝突で人類滅亡1
「何事もなかったように、、、世界は変わってしまうんだな。」
そう一言言って瞬居は、目を閉じた、、、。
被害妄想の悲劇
「エンタランス??、何だそれ。」
「最近日本で流行っている都市伝説らしい。信用ならんな、都市伝説など、、、。」
初はため息をつき寝袋に入った。ここは、何の邪魔のない宇宙空間である。時代は、2042年にはっいっていた。この時期になると、立体映像の家庭用製品化が進み、持っているのが普通になっていた。さらにタインマシンの実現を目指す組織、SRTY(サティー・ライシェルジュ・テクトラム・ヤイデンス)が作られ、タイムマシン開発競争が始まった頃だった。物理学者のネール・コネクティーが導き出した公式、通称『奇跡の公式』が世界を変えた。それは、タイムマシンの実現を確かにするもので、世界中が注目した。
ネール・コネクティーの導き出した公式は相対性理論に似ていた。だが、違う点が一つある。それは、
今までの一般常識、タイムマシンは実現不可能という仮説をねじ伏せたことである。
「都市伝説ですか?、そう言うのがいまの流行りなんですか?。」
カリスは、窓を覗き地球を見た。そして意味がわからないと、首を傾げた。
「未来人が来たなんて、いまの人だから信じることですよね。20年も前につぶやいたら大ブーイングですもんね。」
「科学のかのじも知らないやつが、無駄にインターネット上で根拠もない事をただつぶやくだけだったもんな。」
瞬居達は、実験でここに来たものだ。その名は「Earth」。Earthとは、2034年に新しくできた宇宙開発組織である。そして瞬居達は、「Earth・shine」だ。Earth・shineとは、宇宙旅行を安全に行うための実験を実行するもの、それらを行う科学者のことである。Earth・shineは宇宙にこれまで5回送られてきた。瞬居達はこれで6回目になる。しかし瞬居達は高校生であり、科学者ではない。どうしてなのだろうと疑問に思うかもしれないが、これは大人でなくても安全に宇宙旅行に行けるのだろうかという実験の一つである。瞬居達は、約1万6千人の中から選ばれた最強のメンツ、だが瞬居だけはレベルが違った。
この最強の5人は「Earth・hope(地球の希望)」と呼ばれた。
カールは、瞬居の肩を軽く叩いた。
「なんだよ、いつも言ってるけど名前を呼んでくれないかなぁ。」
「なんか〜怒ったみたいな顔してたから〜、話しかけるの気が引けちゃった!。まあいつもだけど。」
瞬居は、口をつつしめと面白みのある言い方で話し、カールの肩を軽く叩いた。カールは、少し口をムッと風船の様にして、私だって一応可愛い可愛い女の子なんだよといった。
「可愛い可愛いはさておき腹減らない?みんな〜。」
瞬居に無視されてイラッとしたのかカールはそっぽを向いてしまった。
「おい、、、そんな事どうでもいいだろ。そんな事よりEarth・shineの資料、どうするんだ?」
Earthは、瞬居達が高校生である事を忘れさせるほどの大量の資料の提出を求めてきた。
ローズは、少し困った様な顔で瞬居を見て、早くとつぶやいた。
「あぁ。Earth・shineの資料はお前らが知る宿題レベルではないからな。」
「一応僕たちもEarth・shineなんだけどね。分かっているつもりだよ。」
初がテニスのような謎の動きをした。手を前に、さらに後ろに。
「懐かしくてね、ちょっと。」
「早くしろ、Earth・shineの宿題おわんないぞ。」
「あぁ、そうだったな。まあ、さっきまでもっと意味のわからない動いをしていた、あー、えーっと、、、女の子とイチャイチャしていた君には言われたくないねぇ。」
これが狙いだっだのかと言わんばかりに頭を抱え込む瞬居。また、すぐに瞬居は顔を赤くして「う、、うるさい!早くしろ」とさけんだ。
「もう、いじりがいがあるなあお前は、、、」
Earth・shineとは、科学の好きな高校生の愉快な仲間達である。
「瞬居さん、、、なんか、、、。うまく表現できません、、、。なんか、、、。来てください、、、。」
カリスが瞬居をそっけなく呼ぶ。
「ここの電磁波が、、、。なんかおかしいんです。」
船内にいる全員が、カリスのパソコンに目を向ける。
「今私たちのいるところと真逆のところだねぇ。」
カールはまた自分のパソコンに目を向け、カリスと同じEarth・connect・under barの計算をはじめた。
「一応、Blue・Energieのテストをしておくよ。」
「まあBlue・Energieの作動を確認しておけばいざとなった時、火星の軌道に乗れるからな。まあそんな事ある訳ないだろうけど。」
ローズは、少し顔をしかめた後、窓から地球を眺めた。
「ねぇねぇ、見てよー。昨日の都市伝説が更新されてるよ〜。」
地球は明日
最後を迎える
—human is debt—
「何とも嘘っぽい、みる必要はないだろう。正直言ってな。」
「まぁ、、、、。そうかもしれないな、、、。そうかも。」
瞬居はそうかもと言うと、電磁波測定器を見た。
(明らかに高すぎる、、、。何か起きているのかもしれない、、、。でも、現在ある最新の測定機Azuki・praneiru が反応しないなんて、、、。何か起きているんであればただごとではないな、、、。何も起きないでくれ、、、。)
「それじゃあまた明日ですね、、、。」
「あぁ」
そして瞬居は、何よりも深い深い眠りについた、、、。
—human is debt —
ビーコービーコー。サイレンがなる。その瞬間船内に居た全員が飛び起きた。
「無線機だ!!!!。」
瞬居が慌てて無線機を取る。
「何があった!!!!。」
「すぐにBlue・Energieを発動させかせいのきどうにのるんだ!!」
瞬居は慌てた様子で
「何があった!!」
と叫んだ。
「お前たちが最後の希望だ。なに、、、ガサ、、と、、、がさ、、、、。」
「おい!!、、、おいい!!!!、、、。」
無線が切れた。
「ああああああぁ、、、、、、、、、。み、、み、、、み、んな、、。窓の外を見てくれ。」
初が大声をあげた。
「え、、、え、、、え、え、、、、。」
カリスは泣き崩れた、、、。
「やっぱり、、、。おい!!!。ローズ!!、動揺してないでBlue・Energieを動かせ!!!。」
「いや、、、だって、、、。」
「俺たちが最後の希望だ!!。Earth・shineなんだろ!!!。」
瞬居がスイッチを入れ始める。
「早く!!!。」
「、、、あぁ、、、。」
ブイーン。Blue・Energieが動き出し、宇宙船が少しずつ動き出した。
窓から見える最悪の光景、それは悪魔の様に恐ろしかった。
—地球が崩れ落ちていた、、、。——
——月ほどの隕石が
地球に衝突して、、、——
隕石衝突で人類滅亡
〜最悪のシナリオ〜