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II-IV moment rest 2

どうもQQQです。

これの前に、『世にも奇妙な愚痴こぼし』という短編小説を書きました。暇があればそちらの方も呼んでいただきたい!!

それは置いておいて、では、この小説をお楽しみください。

6月23日午前9時24分


ホテルの出口付近で一人の男が話しかけてきた。年は新井と同学年くらい。髪の色は黒色で、周りが外国人なのでか生粋の日本人という感じが漂っている。


「はじめまして、木枯囲こがらしかこいといいます。昨日は、任務情報の資料を手に入れたりしていて会うことが出来ませんでしたが、今日からは任務を手伝うことが出来ますので・・」


「おいおい、硬いなぁ。年も近いんだからもっと気軽でいいのに」


「はあ・・・」


「そうそう。石橋さんの言う通りだって。まぁ、この人はどんな人でもほとんどはタメ口だけどな」


「指を差して言うな!」


石橋は、新井の手を払いのけた。


「そういえば、資料がどうとかこうとかって言ってたな」


「これのことですか」


木枯はポケットから紙を3枚とりだして新井に渡す。その紙には、グラッパの地図が書いてあり、所々に×印が13個打ってあった。


「このバッテンは何だ」


「これは堕天使が目撃された所の印です」


「そうか・・・とりあえず地図が3枚あることだし、二手に分かれて探すか」


新井の提案に3人はうなずいた。




6月23日午前9時34分


「まずはここか」


新井とルニーナはとあるビルの前に来ていた。


「中に入りましょう」


ビルの中に入ると、受付の人が声をかけてきた。


「特別除霊軍です。この建物を調べさせてください」


ルニーナは特別除霊軍の認証書を見せながら、イタリア語で言った。


「そうですか、少々お待ちください」


受付の人は電話を掛けた。多分ここの社長の了解を得ようとしているのだろう。


「社長の了解も得ましたので、どうぞお調べください」


そういうと、受付の人は他の人の対応をしに行った。


「了解を得ました。自由に調べていいそうです」


「そうか。よし、だったらさっさと調べようか」


新井とルニーナは階段を使って目撃情報がある屋上に向かった。




6月23日午前9時40分


「何もないなぁ」


新井はポツリと呟く。


「そろそろ下に下りましょう」


ルニーナの提案に新井は賛成した。


屋上からまた階段を使って下りる。


「そういえば、さっきも石橋さんも言ってたけど、もっと気楽に話してくれればいいぞ」


新井は階段を下りながらルニーナに言う。


「しかし・・・」


「大丈夫だよ。何か敬語で話されると逆に困るというか・・まぁ、気軽に『くま』とでも呼んでくれ」


「なぜくま?」


「あぁ、あらいくまのくまからとったらしい。まぁ、俺も知らない間に付けられてたからなぁ」


「そうですか・・・・では、くまさん」


「まださん付けか。で、何だ」


「朝、僕が寝ているときに欲情していたでしょ」


「・・・・・お前、見かけによらず口悪いな。それに僕って・・」


「何ですか。女が僕っていったらいけないのか。僕の寝顔を見て興奮してる変態に言われたくないけど」


「興奮してなんかねぇよ!お前、あの時起きてやがったのか」


「ええ、もうバッチリと」


まさかルニーナがこんなにも口が悪いとは思っていなかった新井は、溜息を付いた。


「溜息なんて付いて、あなたはオッサンですか」


キツイ一言を言われ、またも新井は溜息を付く。

今回のあとがきは二部構成です。

なかがきもどき〜辞書編〜

またもやってきました辞書編です。「またかよ!!」ってかたも、是非見てもらえると嬉しいです。


今回は、『魂循環』についてです。


魂循環とは、死んだ生物の魂は無限に繰り返し使われるということです。良い魂も悪い魂も、どちらも前世のことを綺麗に洗い流されて新しい魂になります。つまり魂は、増えることなく永遠に均一するという事になります。しかし、後に紹介する『人魂増減』によって、この体制は大きく崩れることになります。


魂循環については、これくらいの説明がベストだと思います。あんまりゴチャゴチャ書いても仕方ないし・・・



なかがきもどき〜番外編予告〜


この番外編では、今書いているエピソードの裏の話を書いていきたいと思います。第一回目は、『亜美の怒りと神田苦労』にでもしたいと思います。これは、新井がイタリアに行った次の日の勉強会の話です。

楽しみにしてくれる人は是非読んで、興味がないっていう人はとばしてくれてOK。そんな感じでこういうのをやっていきます。


ではでは、感想等も待っていますので、よろしくお願いします。






あれ、こういうので流れきってるような・・・・・・・・・・

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