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想造世界(イマジンワールド)  作者: あらんじょー


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第37話 ティンクルトウィンクル

キラキラのお星さまが降ってきた。


  それは畑の真ん中で落ちてニワさんを作物と一緒に吹き飛ばした。


 大きな星から宇宙人が現れてミヤさんの頭を潰した。


 逃げる僕たちをそれは追って追いつかれたクロおじさんが真っ二つにされた。


 自警団がやってきてそれを倒そうと頑張った。


 それはキラキラしてみんなをバラバラにした。


 それは星みたいだった。


 時計の音が鳴る。


 キラキラのお星さまが僕たちを殺した。




          ───とある宇宙船の少年の日記より



貫かれたゴンリは手に指指でなぞる。


「イグニス!」


「分かってる!」


 シブキの声とともにイグニスは血の矢を放つ。


 矢はゴンリを貫いた男の周りを囲むような軌道で向かっていく。


 そしてシブキが男の首に目がけて矢を砕きながら槍を振るう。


 しかし、男はそれをもう一つの手で押さえられた。


「それが狙いなんだよ!」


 シブキの声とともに男の胸が切り裂かれる。


「胸部に致命的なダメージを確認しました。直ちに修復を行います。」


 胸の傷に気を取られている間にゴンリは腕から抜け出した。


 貫かれた傷は横腹にそれていた。


 ゴンリは自分が貫かれたと判断した際に手を狙い相手に攻撃をするように促していた。


 冷静な判断を取り戻した男は手刀でゴンリの首をはね飛ばそうとする。


 男から大量の血でできた巨大な針が飛び出した。


「よし!うまくいった!」


 矢を破壊した槍に血を染み込ませた事でそれを突き刺した事で体内にイグニスの血が混ざっていた。


「よし捕らえたぞ!いきなり襲いかかって来やがって。早いところ拘束してこいつの正体を探るぞ。」


 その時通信から爆発音が響いた。


 雑音が混じったリオが慌てた様子で話す。

「──おい!聞こえ──。すぐもど──くれ!城がばくは───た。街にやべぇせんか──。」

「おい!どうした?何があ───。」

 通信に気を取られたシブキは壁を貫通しながらふっ飛ばされた。


月桜城では総理がツキミを待っている部屋が爆発していた。


「なんじゃと!」


「ゲボっ、金吾!」


「ローレンスか!何があった!なぜ爆発した!総理は無事か?」


「なんとか即死は免れたけど下半身がほとんど吹っ飛んでた!すぐに処置をしないと!」


「分かったすぐにお主のの研究室に向かうぞい!お主らはこのテロの原因を探れ恐らく犯人はまだ近くにおるぞ!」


「いやその必要は無さそうだよ。窓を見て!」


 窓から高速で何かが接近してくる。

 それは窓を割ってやってきた。

 その姿は紳士の服装をしているが生身から歯車が生えている異様な存在でありシブキ達が戦っていたそれと似ていた。

「星人ほしびと!」

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