玉藻の前
授業時間が終わり、皆が帰ってからも私は呼ばれなかった。やがて薄暗くなり、私が帰り支度を始めていると本宮先生がやって来た。「穂香さん、貴女、私の魅了の術に掛かってないわね。龍神の加護のせいかしら?」いきなり確信に入ってきて私はあせる。
(じゃあ私の正体も知っているということになるのかな?)「綺麗な先生」咄嗟に嘘をつく。
(確かに私は美しい。悪い気はせん。)(じゃがお主はやはり疑ってる。そうじゃわしは玉藻の前、伝説の大妖怪じゃ!影がだんだん濃くなり、やがて中世の貴族を思わせる姿になった。学校の窓ガラスは瞬くまで割れ、校庭に地割れが走った、「この国の人間共を滅ぼしてオーラを吸収し、わしはこの日でずる国の女王となる。」その後は大陸に渡りさらなる恐怖を人間に与えようぞ!玉藻の前は巻物を取り出し何かを呟くあと体育館中が炎に包まれ、燃え落ちていく。穂香は
金色のオーラを使い、お札を掲げた。(水よ、この悪火を消し去れ。大量の水が天から降り注ぎ、火の勢いは弱まった。とその時(悪気よ消えろ、夏美が草薙の剣からオーラを飛ばすが玉藻の前の身体をすり抜けただけだった。)やがて人々や消防車が集まってきた。
このままでは人々がまき込まれる。そこに龍神様が現れた。わしに乗れ、飛び乗ると富士山の頂に向かった。玉藻の前も追ってくる。おのれ龍神め、邪魔~をしおって。龍神と玉藻の前は富士山麓で向かい合った。(玉藻の前は影のような存在、今こそ八咫鏡を使うのじゃ!)穂香が金色に輝き、その光が玉藻の前を本来の姿を映し出す。どこまでも黒く光る目、口は業火で真っ赤にそまり、顔は白面体は金色、尻尾は9本の白面金剛九尾の狐に姿を変えた。




